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常吉臨港緑地の魅力向上・管理運営事業に係る港湾環境整備計画を認定しました

2025年10月24日

ページ番号:654205

 大阪市は、公募型プロポーザル方式により選定した常吉臨港緑地においてにぎわいづくり等を行う事業予定者から認定申請のあった港湾法第五十一条第一項に規定する港湾環境整備計画(みなと緑地PPP(注))について、公衆縦覧(令和7年10月9日(木曜日)から令和7年10月22日(水曜日)まで)を実施したところ、ご意見は寄せられませんでした。よって、審査の結果、申請のとおり当計画を認定しました。

(注)港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)は、令和4年12月の港湾法改正において新設された制度です。港湾緑地において民間事業者が収益施設を整備し、その収益を緑地の維持管理等に還元することを条件に、行政財産の長期貸付を可能とする制度です。

1.港湾環境整備計画制度によって認定を受けるもの

運営事業者 一般社団法人ディパーチャー 
所在地 大阪市東成区東小橋3丁目1番2号4階

2.認定する区域

大阪港 此花地区(常吉・酉島地区)
常吉臨港緑地 約25,000平方メートル

3.認定する期間(事業期間)

令和7年11月1日から令和37年10月31日まで(30年間)

4.事業計画

事業コンセプト

スポーツ資源を活用し、世代を超えて人が集い語らい、魅力のある地域のインフラ施設をめざす

 ~“スポーツ” “水辺” “みどり” 三位一体となった賑わいの創出

事業計画全体イメージ1
事業計画全体イメージ2
事業計画全体イメージ3

事業計画概要

事業計画全体イメージ4

(1)グラウンドゾーン

人工芝をグラウンドを整備した、スポーツを通じて健康増進を図るゾーン

【主な提案】
多目的グラウンド、屋上に観覧席を設けた管理棟、更衣室、サッカー大会、スポーツ教室 など

(2)ツリーゾーン

港湾労働者及び緑地利用者が憩い、集うリラックス空間

【主な提案】
バーベキュー用品の貸し出し、弁当の持ち込みなどに利用できる飲食エリア、ドッグラン、ストリートパフォーマンス、ダンスイベント など

(3)緑地維持管理計画

計画的・安定的な施設運用に貢献

  • 清掃
  • 除草

(4)その他の計画

  • 駐車場整備
  • 照明設備改修
(注)運営事業者からの提案内容は現時点での計画であり、本市及び関係機関との協議により一部変更となる可能性があります。

選定概要

 常吉臨港緑地の魅力向上・管理運営事業に係る事業者の選定概要については、大阪港湾局ホームページをご覧ください。

5.応募の経過

計画提案審査

  • 募集要項配布開始:令和6年11月7日(木曜日)
  • 質問の受付:令和6年11月22日(金曜日)から令和7年1月6日(月曜日)まで
  • 質問の回答:令和7年1月14日(火曜日)
  • 申込書類の受付:(送付)令和6年11月22日(金曜日)から令和7年2月6日(木曜日)、(持参)令和6年11月22日(金曜日)から令和7年2月6日(木曜日)まで
(注)詳細は「常吉臨港緑地の魅力向上・管理運営事業者募集要項」をご覧ください。

計画提案審査

選定委員名・役職(敬称略)

彦次 佳 関西大学 人間健康学部・人間健康研究科 教授

平田 富士男 兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科(専門職) 教授

生野 徳彦 菅原正明公認会計士・税理士事務所 公認会計士

優秀提案者の選定

 【選定理由】

  • 港湾緑地に新たなにぎわいを創出するため、既存グラウンドを人工芝による多目的運動場へ改修するなど、より魅力的な空間を形成し、スポーツを通じて、市民が集う交流拠点をめざす方向性は評価できる。
  • 特にスポーツパークとして、スポーツ大会やスポーツ教室の実施により、地域のにぎわいに寄与するものと期待できる。
  • また、有効スペースを活用し駐車場の整備や、水辺の景観を活かした展望塔跡地の活用及びBBQやドッグランなど新たな利活用が提案されており、港湾緑地の役割を理解したうえで、無理のない計画の提案ができている。
  • 地域への優先利用や地元説明会の実施など、地域に貢献するものと期待できる。

【付帯条件】

  • 適正な維持管理や、利用者の安全確保を図る管理運営体制の確保に努めること。
  • 大規模なイベントを計画する場合は、周辺の交通渋滞や騒音など、環境悪化に留意すること。
  • 毎年度、事業報告書を作成し、事業の継続性と方向性について大阪市と協議すること。

価格提案審査

 「計画提案審査結果及び価格提案審査結果」をご参照ください。

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