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令和5年5月11日 大阪市長会見全文

2024年1月22日

ページ番号:596819

司会

それでは、市長定例会見を開始します。市長、よろしくお願いします。

 

「24区万博」オープニングセレモニーの開催について

「24区万博」オープニングセレモニーの開催について

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市長

はい。まず、私からはですね、「24区万博」オープニングセレモニーの開催についてお知らせいたします。フリップの方をご覧ください。2025年大阪・関西万博の開幕まで、いよいよ2年を切りまして、パビリオンなど会場建設着工や年内には前売券の販売開始など、具体的な動きが進んでおります。万博の機運を地元・大阪から、より一層盛り上げていくために、24区各区において、市民の皆さんと一緒にですね、「24区万博」というのを実施します。この「24区万博」はですね、24全ての区におきまして、万博のテーマを体感できるイベントや活動等を実施して、地域の皆様や地元企業の商店の皆様とともに機運を盛り上げていく取組です。まずは、この「24区万博」のキックオフイベントといたしまして、今週末ですね、5月14日、日曜日の1時から舞洲の方でですね、オープニングセレモニーを行いたいと思います。万博会場近くに立地しますホテル・ロッジ舞洲におきまして、「24区万博」のオープニングセレモニーを開催します。当日は、初めてですね、これ、24区のマスコットキャラクターが勢ぞろいします。24人のマスコットが勢ぞろいしまして、「ミャクミャク」と一緒にですね、応援に駆けつけてセレモニーを盛り上げてまいります。若い方をはじめ、幅広い世代の方々、より多くの方々に参加いただきたいというふうに思っております。2025年大阪・関西万博の成功に向けまして、大阪から一緒に盛り上げていきたいというふうに思っております。

学校園における働き方改革について

学校園における働き方改革について

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次にですね、学校園の働き方改革についてです。こちらも、フリップの方にもあるんですが、全国的に大きな問題となっております教員の長時間勤務につきましては、大阪市におきましても令和元年に第1期の学校園における働き方改革推進プランを策定しまして、削減に取り組んでまいりました。その結果、成果は一定出ているものの、さらなる長時間勤務の解消を図るため、令和5年度から令和7年度までの期間を対象としまして、第2期学校園における働き方改革推進プランを策定いたしました。まずは、学校外勤務(正しくは、時間外勤務)の多い教頭への支援として、仕事と家庭生活の調和に向けまして、ワークライフバランス支援員を配置するなど、専門スタッフの配置を充実させます。次に、教員の事務負担の軽減として、欠席連絡等アプリを導入します。このアプリはですね、保護者の皆様にも役立つものですので、ぜひ、保護者皆様にもこれ、インストールしていただいて、ご活用いただきたいというふうに思います。また、部活動では、指導員配置の拡充や、活動時間、休養日等を設定します。さらに、学校行事の日数や教員の地域行事への参加時間等の見直しなども含め、学校園の状況に応じて様々な取組を実施します。教員が子どもたちの前で健康で生き生きと仕事をする、教員が子どもたちと一人ひとりに向き合う時間を確保するということが、教育の充実につながりまして、結果として、子どもたちのためになるというふうに考えております。保護者、地域の皆様にもご理解いただいて、この教員の働き方改革、進めていきたいというふうに思っております。私からは以上です。

 

司会

それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問につきましては、市政関連のみでお願いします。では、幹事社の毎日新聞さん、お願いします。

 

毎日新聞 石川記者

幹事社の毎日新聞社の石川です。まず、「24区万博」についてお伺いします。1つはですね、行政区ごとに啓発を行うということですけども、その意義についてはどのようにお考えなのか。そしてまた、今回はオープニングセレモニーということで、各区のマスコットが一堂に会するということですけれども、今後この機運醸成というのはですね、行政区ごとに取組をしていくことになるのか、あるいは、定期的に24区が一体となってですね、イベントも検討していくのか、その辺りを教えてください。

 

市長

まず、「24区万博」についてです。補足の説明と申し上げますか、大阪には24の行政区がありまして、それぞれまちには区役所というのがあってですね、日々地域活動なんかはこの区役所を中心に展開されてます。「24区万博」というのは、各区役所が、まちの特性っていうのもありまして、24のまちでそれぞれ、まちの様子やですね、地域活動の対応も違うもんですから、まちの特性に基づいた万博というのを、それぞれの区役所が中心となって、創意工夫していただいてですね、行っていくというのがこの「24区万博」の趣旨でございます。住民の皆さんと、また、地域の皆さんと一体となって万博を盛り上げてですね、そして、地域の子どもたちが万博を身近に感じてもらって、2025年に、万博にですね、興味、関心を持ってもらうというのが趣旨でございますので、そういう形で盛り上げていきたいというふうに思います。

 

毎日新聞 石川記者

今後については、これはもう各区ごとでずっとやっていくんですか。それとも、ある程度、24区一堂に会してみたいな、今後も定期的にあるんですか。

 

市長

24区一堂に会して、ほい、ではなくて、各区ごとにやっていっていただくことになります。この日だけはキックオフイベントで、みんな一堂に会しますけど。

 

毎日新聞 石川記者

分かりました。それともう1つ、働き方改革の推進プランについてです。まずですね、これまでの第1弾のプランについて、令和元年からの働き方改革の推進プランに基づくこれまでの取組成果について、まずどういうふうに総括されるのかについて1点。それと、長時間勤務のですね、解消に一定の成果があるとするならば、もう1つは、教育サービスが低下していないかなどですね、こういう働き方改革に伴う教員の仕事の質に関してはどのように評価されますでしょうか。

 

市長

第1弾の方でですね、教員の時間外勤務というのは、着実に減少はしてます。ただ、依然として長時間勤務が多いという状況は続いておりますので、一定の成果はありますが、まだまだ解消に向けては喫緊の課題であるというふうに認識しております。教育サービス向上に関しては、とにかくまず教員の負担軽減がですね、ひいては子どもたちの教育サービスの向上につながっていくという思いです。教員の負担の原因っていうのは、もちろん多岐にわたるのですが、1つは、教員でなければできない業務に専任、専念できるようにしていくことも1つ重要かなと思いますので、大阪市においてはスクールサポートスタッフ、こういった形でほかの事務をしっかりカバー、フォローしてですね、教員の皆さんが教育、教員じゃないとできない業務に専念してもらうと。そうすることで教育の質を上げて、教育サービスの向上っていうのを図っていきたいというふうに思っております。

 

毎日新聞 石川記者

分かりました。ありがとうございます。

 

市長

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。ございますでしょうか。大阪日日新聞さん。

 

大阪日日新聞 木下記者

大阪日日新聞の木下です。今の教員の働き方のところで1点お聞きしますけども、時間外労働が増えてる大きな要因として、そもそもの教員不足というのがあると思うんですけれども、こちらは教員のサポートスタッフというか、そういうところからサポートしていくみたいな感じですけど、教員不足そのものに対して、市として何か取り組まれるっていうお考えはないでしょうか。

 

市長

例えば、直ちに教員の数を1.5倍にしますとかですね、こういうのはなかなか現実的に難しいと思います。ですので、適正な児童数と学校数と、それに基づく教員数というのを計画的に配置しながら進めていくと。かつですね、本来教員がしないといけない業務っていうのがあって、これは教員のお声もたくさん上がってきてますが、そのほか、たくさんの事務に追われてですね、要は教えることに専念できないという教員の皆さんのお声も多く寄せられているのが現実です。だからこそ、適正規模で教員を組織配置しつつ、教員の皆さんが安心して、自分たちが本来しなければならない業務に専念できるように、スクールサポートスタッフの拡充っていうので取り組んでいきたいというふうに思います。

 

大阪日日新聞 木下記者

現在、大阪市ではですね、適正な数が確保できてるっていうお考えなんでしょうか。それとも、今、適正まで足りてないから、これからは増やしていくっていうお考えなんでしょうか。

 

市長

今は規模に基づいてですね、適正に配置されてるとは思うんですが、こんなん言うたらあれですが、そら、多ければ多いほどもちろん、無尽蔵に多いわけにもいかないですけどね、たくさんいれば、その分仕事も減りますし。じゃ、それが全部できるかというと、それは財政的な問題でですね、学校の組織体制の問題もありますから、欲を言うと、そら、たくさん欲しいんですけども、それは今の児童数と学校数、組織体制に基づいて適正に配置されておるというふうに認識しております。

 

大阪日日新聞 木下記者

あともう1点、ちょっと前回もお聞きしたと思うんですけども、新型コロナのですね、5類移行に伴って、懸念材料として、高齢者施設のところを前回もお聞きしたんですけども、高齢者施設と医療機関、それぞれの高齢者施設がですね、いざというときに医療機関を確保できてるかどうかっていうのが非常に大きな要因だということで、何か府の方でアンケートなんかも取ってるみたいですけれども、大阪市として、今現在、高齢者施設がですね、医療機関とどれぐらい連携できてて、今後どうされていくかっていうその辺り、お考えあったらお願いします。

 

市長

まず1つに、コロナは5類に移行しましたが、ウイルスがなくなったわけではありませんので、引き続き基本的な感染症対策というのにはご留意いただいたりですね、ワクチン接種も始まってますので、接種促進もお願いしたいというふうに思っております。そのうえで、ご質問のあった高齢者施設ですね、これ、やっぱり一番ケアしないといけない部分だというふうに当然これは認識してますので、高齢者施設へのコロナ対策っていうのは基本的に継続してます。施設で発生した場合の専門チームの派遣であったりですね、疫学調査の派遣とかですね、いろいろこれは引き続き継続してるのと、各施設の医療機関っていうのは、これ、たしか95パーセントやったかな、ほぼ、確認しましたら、もう基本的には各施設が各医療機関と連携してます。ですので、これ、引き続き連携してもらいながら、コロナの対応っていうのも継続していきたいというふうに思ってます。

 

大阪日日新聞 木下記者

その95パーセントっていうのは、府のアンケートに基づくものかどうかちょっと分からないですけども、そもそもの未回答がですね、2割ぐらいでしたかね、あったと思うんです。そのうちの九十何パーセントっていうことだと、6割強とかそういう数字になっちゃうかと思うんですけど。これ、そもそも95パーセントっていうのは府のアンケートに基づくものなのか、市で、独自でまたやられてるのか、その辺を含めて。

 

市長

すいません、詳細について、ちょっと手元にないので、それ、部局の方に確認いただけたらというふうに思います。

 

大阪日日新聞 木下記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。共同通信さん。

 

共同通信 鶴留記者

共同通信の鶴留と申します。ちょっと話戻って、「24区万博」の方、伺いたいんですけれども、今度の14日、キックオフということで、これ、期間は、機運醸成のためなので、万博始まるまで続くという認識でよいですか。

 

市長

特に終わりの期間っていうのは定めませんので、万博まで各。

 

司会

区役所の方から。

 

市長

あ、失礼しました。

 

此花区 髙橋区長

区役所、此花区長の髙橋なんですけども、当面ですね、令和5年度いっぱいをですね、期間としまして取り組みたいというふうに思っております。ただですね、万博までまだ1年ございますので、その後もですね、できることであれば取り組んでいきたいと思っております。以上です。

 

市長

すいません、5年度でした。

 

共同通信 鶴留記者

あともう1点、ちょっとイメージがまだつかみにくいところがあるので、もし、今検討中のものでも構わないので、こういったイベントって具体的な内容が決まってるものがありましたら、1つちょっと例示をいただけると。

 

市長

その日には、此花区なので、舞洲が、「2023このはな万博700日前イベント」というのは開催いただくというふうになってまして。北区では、たしか「夢キタ万博2023」ですかね、こういうのも企画されております。ちょっと詳細、どういったものになるのか、地域の方や区役所が創意工夫でいろんなイベントをやってくれると思います。何かありますか、アピール。

 

此花区 髙橋区長

そしたら、ただいま市長からですね、いただきました、このはな万博と夢キタ万博、この2つについてですね、簡単にご説明を申し上げます。このはな万博の方はですね、オープニングに先立ちまして、プレという形でですね、半分ぐらい進んでおります。4月からやっております。済んだものとしましてはね、1970年代のディスコをしてみたり、神社で子どものファッションショーをしてみたり、飲食店のグルメイベントをしてみたり、そういうことが既に終わっておるんですけども、今度、5月14日はですね、子どもを中心とするダンスフェスティバル、それとですね、万博の企業関係者の皆様、約80名とですね、バーベキューをしながらキャンプファイヤーを囲む「EXPO TEAM CAMP」(正しくは、「EXPO TEAM CAMP 2023」)、そういうことを考えてございます。また、5月21日には、市内唯一の漁港であります「伝法港まつり」(正しくは、「でんぽう元気港まつり」 )を考えてございます。あとですね、夢キタ万博なんですけども、これのメインが11月11日でございます。場所がですね、梅田スカイビル、それと周辺の施設。子どもたちの夢づくりなどを目的とした中高生を対象とする職業体験とか講演会、そういう子ども中心のですね、万博にしていきたいというふうに聞いております。ドローン会社を含む多数の企業が参加されまして、また、オープニングではですね、三十数体のPepperが並んで万博ダンスを踊る、そういう企画もされているということでございます。以上でございます。

 

市長

24区、創意工夫でやりますので、またよかったら見に行っていただけたらと思います。お願いします。

 

共同通信 鶴留記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。朝日新聞さん。

 

朝日新聞 菅原記者

朝日新聞の菅原と申します。来週の市議会開会に向けて関連でお伺いできればと思います。昨日ちょうど各会派のうち、自民・市民クラブと意見交換をされたというふうに伺っておりますけれども、やり取りの内容、差し支えない範囲でお伺いできればということと、あと、維新が過半数を持つ議会の中で、維新以外の少数会派との向き合い方についてどのようにお考えか、市長の考え、聞かせてください。

 

市長

自民さんとの話なので、全て、割と細かい話が多くてですね、自民さんがかねてから要望もされてた地域、町会さんの負担軽減といったお話はありました。要望みたいな形でありまして、こういうのは、お話はしました。それぐらいでいいですかね。別にそれ以上込み入った話は何もしておりません。少数会派との向き合い方っていうのは、これはもう僕も本当にお伝えしてるとおりですね、議員っていうのは有権者の民意を得て来てる人たちです。なので、これは会派がどうであれ、もう住民の意見を持ってこの議会に来られてる方々です。なので、全ての方々には、これ、丁寧にしっかり議論に向き合っていきたいという思いですので、維新が過半数あるからとかそういうことじゃなくて、議会とは一人ひとりと丁寧に向き合って議論していきたいというふうに思ってます。僕も12年間、議会人として過ごしてきましたので、そこはそういう思いで接していきたいというふうに思います。ただ、最後はもう決めるっていうのは、これも再三お伝えしてまして、議論っていうのは、それは、やろうと思ったらいくらでもできるわけでして、そういうので何も決められない政治っていうのが一番僕は住民さんから信頼されない点だと思います。なので、しっかり議論したうえで、やっぱり決めるっていうのを心がけていきたい。それは議会の皆様にもお願いしたいというふうに思います。

 

司会

次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。よろしいですか。それでは、終了いたします。ありがとうございました。

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