令和5年7月13日 大阪市長会見全文
2023年10月17日
ページ番号:596824
司会
それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。
「レスキュー・カーニバル」について
「レスキュー・カーニバル」について
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市長
はい。私からは、夏のイベントを2つご紹介いたします。まず、「レスキュー・カーニバル」についてでございます。7月22日に、大阪市消防局高度専門教育訓練センターにおきまして、防火・防災意識の高揚を図るための市民向け啓発イベント「レスキュー・カーニバル」を開催いたします。お子様も防災に関する様々な体験ができるイベントでございまして、例えば、高さ約15メートルを体験する「はしご車 乗車体験コーナー」でありましたり、マット上に作られた障害物を突破する「ジュニアレスキューチャレンジ」、大きな地震の揺れを体験する「地震体験コーナー」、局地的に大量に降る雨を体験する「ゲリラ豪雨体験コーナー」ほか、「消防車両展示コーナー」では、ミニ消防車と記念撮影も行っていただけます。予約は必要ございません。無料で参加できますので、多くの方にご来場いただき、防火や防災に対する意識を高めていただきたいと思います。また、同日、会場内では、大阪府下、兵庫県下から選抜された消防隊員が、水難救助やロープやはしご等を使った救助訓練を行う「第51回消防救助技術近畿地区指導会」が実施されます。これまでの訓練の成果や、互いに切磋琢磨し合う姿を、近くでご覧いただけます。市民の生命・身体や財産を火災から保護するなど、消防の果たす役割は非常に大きく、消防隊員のより一層の救助技術の向上を期待しております。ぜひ、皆様も熱い声援をお願いいたします。
「水泳の日2023・大阪」について
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続いて、「水泳の日2023・大阪」についてでございます。大阪市などで構成する水泳の日・大阪実行委員会は、水泳を通して大阪でのスポーツの普及・振興に寄与することを目的に、8月11日にAsue大阪プールにおきまして、「水泳の日2023・大阪」を開催します。本イベントでは、オリンピアン等をゲストに迎えまして、アーティスティックスイミング、飛込、水球、日本泳法のエキシビションを実施します。アーティスティックスイミングのエキシビションでは、東京オリンピックでヘッドコーチを務められた井村雅代さんの解説によりまして、リオデジャネイロオリンピックのデュエット・チームで銅メダルを獲得された乾友紀子さんが出演されます。これ、真ん中の乾友紀子さんです。また、飛込のエキシビションでは、オリンピックに通算6度出場し、東京オリンピックの男子シンクロ飛板飛込で5位に入賞された寺内健さん、こちらですね、が出演いたします。エキシビションの観覧は無料で、事前申込みも不要でございます。ぜひ、この機会に、世界レベルの演技を間近でご覧ください。当日は、エキシビションのほか、スイムクリニック、アーティスティックスイミングや飛込などの体験教室、泳力記録会を実施します。参加には事前申込みが必要です。申込期限はですね、明日の14日までとなっておりますので、ご希望の方はぜひ申し込みください。詳しくは、大阪市のホームページでご覧いただけます。暑い日が続く時期となっておりますので、こまめな水分補給など、熱中症対策を取っていただき、ぜひ、夏のイベントにもお越しいただきたいというふうに思います。私からは以上でございます。
司会
それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問につきましては、市政関連のみでお願いします。では、幹事社の朝日新聞さん、お願いします。
朝日新聞 原田記者
すいません、幹事社、朝日新聞の原田と申します。よろしくお願いします。
市長
はい、お願いします。
朝日新聞 原田記者
夏のイベントの中で、「レスキュー・カーニバル」と、「技術指導会」のところでお伺いさせてください。今回のですね、発表のテーマが、激甚災害であったりとか、今回、「レスキュー・カーニバル」の方でも、災害体験コーナーであったりを設けることになっていると思いますけれども、先日もですね、九州の方で、九州を中心にですね、大雨の豪雨災害あったと思います。改めてですね、このイベントを通して、市民の防災力向上に、このイベントをどうつなげていくのかっていうところを改めてお伺いできますでしょうか。
市長
はい。ご質問にあるとおりですね、先日の九州北部の大雨も大変な災害でございましたし、大阪市でも、先月、6月にはですね、線状降水帯の影響で、大和川の水量も非常に上がりまして、やっぱり近年、雨量が激しくてですね、非常に緊張感が高まっております。こうした中で、防災の知識やですね、日々の備えを住民の皆さんに持っていただく、そういう機会を提供していくということが非常に重要だと思っております。この「レスキュー・カーニバル」では、消防隊員の皆さんが一堂に会しまして実施する「救助技術指導会」と同時開催することによって、力強い救助隊員の姿をですね、身近で感じていただくとともにですね、大きな地震の揺れやゲリラ豪雨を体験していただくこともできます。未来の防災の担い手となる子どもたちに、消防、防災について関心を持っていただくということを期待しております。
朝日新聞 原田記者
ありがとうございます。夏のイベントに関連してですね、新型コロナがですね、5類になってから初めての夏休みで、こういったイベントも開催されると思うんですけれども、その中で、人が集まるとですね、その分、感染の拡大というところも予想されるかなと思っておりまして、改めて、そういったイベントを参加するうえで、どのようなことを気をつけるかっていうとこ、感染対策上のですね、もし呼びかけがあればというところと、あと、関連して、大阪市内のですね、コロナの感染状況、どのように見られているのかってとこ、併せて教えていただけますでしょうか。
市長
これ、もうコロナに限らずですね、日々の感染対策っていうのは重要でございますので、基本的な感染症対策ですね、手洗い、うがいやですね、そういったことはもう引き続き心がけていただきますようにお願いします。コロナの感染状況ですが、ちょっと増加傾向ではあるんです。8週連続で増加しておりまして。ただ、病床の使用率は現在21パーセント程度で、ただ、市の方に寄せられてる相談窓口は、これ、もちろん引き続き備えておりまして、相談窓口の相談件数は100件程度で横ばいになっております。引き続きですね、高齢者施設を中心に、これまで進めてきた支援や対策っていうのは、これ、継続してますので、重症になりやすいと言われる高齢者施設を中心としての対応であったり、相談体制、また、緊急時の医療体制を、引き続き調整を進めてまいります。どういった形であれ、まずは基本的な感染症対策をお願いしたいというふうに思います。
司会
次の質問をお受けします。ございますでしょうか。共同通信さん。
共同通信 鶴留記者
共同通信の鶴留と申します。話題変わりまして、今日このあとですね、万博協会さんが海外パビリオンの件で会見をされる予定です。市長の方にはもう海外パビリオンについて協会の対応の報告は上がってますでしょうか。
市長
今時点で、私あてに協会さんの方から何かパビリオンの対応で、新しい何か考え方や、この間報道があることは、報告は受けておりません。ただ、もう国、府、市、関係機関挙げてですね、できるだけ早くパビリオン着手、スムーズに工事が進んでもらうように、これ、大阪市としてもできることを着実にやっていきますし、関係機関そろってですね、早期建設が進むように取り組んでいきたいと思います。
共同通信 鶴留記者
海外パビリオン、その建設を早期に進めるにあたって、デザインを変更したりだとか、いろんなことが今検討されてると思うんですけれども、一方で、独創的なパビリオンのデザインっていうのが、今まで何か国かから公表されてきました。やっぱり万博、魅力あるものにするために、そういった独創的なデザインっていうのが貢献する部分っていうのは大きいのかなと思うんですけれども、こういったデザイン、簡素化、もしされたとしたら、万博への影響については、市長としてはどう考えておられますでしょうか。
市長
いろんなパビリオンのイメージが、皆さん発表いただいてまして、ここにチェコの方もお越しいただいて、チェコも非常にきれいなパビリオン、例えばガラスを使ったりですね、木材を使ったり、いろんな形でパビリオンのイメージが出ております。これはもうできるだけ皆さんイメージに沿ったパビリオンを、建設を進めていただきたいと思いますし、国の方からは、デザインの変更であったり、費用負担、費用がちょっと上振れする可能性の打診であったり、何せ2025年開催というのは決まってますから、まずはスムーズな開催に向けて、関係機関と、各国と協議しながら進めていきたいと思いますし、できるだけ多くの方がやっぱり感動してもらえるようなパビリオンやメッセージをしっかり発信していきたいと思います。
司会
次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。よろしいですか。人民新聞さん。
人民新聞 河住記者
人民新聞の河住と申します。よろしくお願いいたします。
市長
お願いします。
人民新聞 河住記者
万博についてなんですけれども、工事費用をですね、日本の方で肩代わりするという案が出ているということなんですけども、それ、実際に行われた場合には、大阪市の税金に上乗せされるっていう可能性はあるんでしょうか。
市長
例の博覧会協会さんの方で、建設を代替して工事をして、これに関しては、僕、まだ直接協会さんから説明を受けてないんですが、囲みの会見でも申し上げたとおり、これは、基本は海外の皆さんが造っていただくパビリオンを代わりに建設するという趣旨の案だと思いますので、それに関する費用は、基本は参加いただく各国さんの方でご負担いただくものというふうに認識をしております。どうぞ。いいですよ。
人民新聞 河住記者
すいません、2点目なんですけれども、この万博については、状況によって、開催が延期になる、もしくは、不可能になる可能性が出てきた場合には、市長としては何らかの責任を取るというお考えはあるんでしょうか。
市長
2025年の万博はですね、開催に向けてもう関係機関、行政や民間の皆さんが今、力を合わせて進んでいます。これは国のイベントでもありますし、開催地である大阪市や大阪府、そして、地元の経済界、日本全体で盛り上げていくイベントだと思います。これ、今ですね、延期の可能性、中止、延期の、
人民新聞 河住記者
はい、両方。
市長
何かトラブルの可能性っていうのは、今、僕ら、もうそういうのはないようにですね、全力で務め上げるっていうのが、今、みんな最前線で、必死でやってますから、まずは成功に向けて全力でやっていきたいと思います。できるだけ多くの人がやっぱり参加してくれて、これ、大阪の子どもたちへですね、日本の子どもたちが万博に来て、新しい技術や新しい夢を見てもらって、それが未来をつくっていくことになります。それはもう過去の万博でも、そういうふうにして、この大阪も進んできましたから、まずはそういう万博が実現されることをめざして全力で取り組んでいきたいと思います。
人民新聞 河住記者
ありがとうございます。ちょっと話が変わるんですけれども、天王寺と文の里の夜間中学の統廃合の問題について質問させていただきます。夜間中学の生徒さんたちの方から、突然、報道で統廃合の話を知ったと、自分たちの方には何ら説明がなかった、報道が出てから市の職員が説明に来たという証言を得ています。このような方法について市長はどのようにお考えでしょうか。
市長
まず、夜間中学校の件で、何も役所が報道を先走らせたわけではなくて、情報が先に伝わってしまったんだと思うんです。元から説明する段取りではあったと思いますし、この再編に関しては、十分な検討の末、議論が進んできているところです。夜間中学校は、出席というか、入校している生徒の状況、入校の生徒の数、その対応なんかを見ながら、より機能の再編を進めていくものですので、その結果、今、検討状況があります。ちょっと先に報道が出てしまったというのは、ちょっと僕、時系列でどうやったかなって、今分からないんですが。それは住民さんにとって、そこ、ちょっと残念なものであったんかもしれないんですが、役所としては粛々と、手続にのっとって機能再編っていうのを進めているところです。
人民新聞 河住記者
ありがとうございます。夜間中学の生徒さんたちは、昨年から、説明してほしい、経緯とか、それから、この夜間中学の統廃合の問題についてきちんと説明をしてほしいということを、何度も市役所の方には言っているそうなんですが、進展がないということで、説明をしてもらえなかったというふうに証言をされています。そのうえで、今回の突然の報道があって大変びっくりされたということだそうです。このような対応については、市長としてはどうお考えでしょうか。
市長
まずは、そういったお声があったこと、住民の皆さんがより詳しい説明を求めてらっしゃるということに関して、しっかり部局の方にも伝えていきたいと思います。一体となって、住民の皆さんがご理解いただいたうえで、より良い教育環境が整うように、部局と一緒にそこは対応していきたいと思います。ありがとうございます。
人民新聞 河住記者
ありがとうございます。天王寺の夜間中学についてなんですが、統廃合の理由として市役所が挙げているのが、施設の老朽化と、それから、入学者っていうんですかね、生徒さんの減少、それから、新しく不登校の特例校である心和中学校ができるという3つの理由を挙げています。そのうちの1つである施設の老朽化についてですが、これは、昨日、大阪市教育委員会の施設整備課に確認を取りましたが、老朽化については、現在も使えないという状況ではないという回答をいただいています。老朽化を理由に挙げる根拠は何でしょうか。
市長
詳細は部局の方に確認ください。使えない状態まで使うことが老朽化かどうかという判断がありまして、老朽化には当然一定の基準がありますから。ただ、先程申し上げたように、老朽化の議論であったり、生徒数の状況であったり、その対応であったり、それを見ながら全体で機能の再編を進めていくっていうのも、これも重要な役割だと思いますので、これは、それにのっとって、しっかり進めていきたいと思います。かつ、住民さんの理解が進むように、それは進めていきたいと思います。
人民新聞 河住記者
老朽化指数についてなんですが、2014年に調査が出ておりまして、国の基準が0.75。ごめんなさい、0.75。大阪市の基準。ごめんなさい。国の基準が0.70、大阪市の基準が0.75、で2014年の段階で、天王寺の夜間中学は0.74という数字が出ております。国の基準は満たしているので、使えるという判断を大阪市はしているということです。これは現在も変わっていないということは昨日、部局の方に確認をしております。ですので、老朽化というのはちょっとあたらないかなというふうに思うことと、それから、生徒さんたちが、2013年ぐらいの段階から、施設の改修をしてほしいという要望を何度も出しているんですが、これが全然通っていないという状況があります。ここまで施設の改修などをせずにずっと放置してきた理由は何でしょうか。
市長
ちょっと、あまり細かいことはまた追って部局に確認してください。2013年ですかね。2013年やから、今から10年前に生徒さんの方から。
人民新聞 河住記者
ごめんなさい、13年、もしくは、14年。ごめんなさい、今ちょっとうろ覚えなんですが、どちらかだと思います。
市長
そういった情報も今、私は初めて知りましたし、いろんな経過はあると思います。これ、繰り返しになりますが、その件に関してはですね、生徒数の状況であったり、老朽化も1つの議論のポイントだと思います。老朽化だけじゃなくて、生徒数の状況であったりですね、通われている方々の対応、どういった方々が通われてるのか、大阪市全体での夜間中学校の配置状況、こういうのも見ながら、一足飛びな議論はできませんので、一定時間をかけながら進んでおります。そういった中で、なかなか住民の皆さんから、そういったご意見が出てるっていうのは、これ、真摯に受け止めて、引き続きご理解が進むようにしていきたいと思います。
人民新聞 河住記者
ありがとうございます。人数のことに関しては、昨年と今年は、生徒数が相対的には増えているということを部局の方から確認しておりますので、これも、過去10年間にはちょっと減ってきているということだったんですが、去年と今年は増えているという状況を部局で確認しておりますので、生徒さんたちが通える場所っていうのをなくしていくっていうことは、基本的な教育を受ける権利を阻害しているのではないかという意見も出ていますので、この辺りについてはどうでしょうか。
市長
ご意見としていただいておきます。全体を見ながら、適正な配置というのを引き続き検討して進めていきたいと思います。
人民新聞 河住記者
ありがとうございます。以上です。
司会
ほかにございますでしょうか。よろしいですか。それでは、終了いたします。ありがとうございました。
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