区政に関する区民アンケートについて

　「区政に関する区民アンケート」はそもそも市政改革プラン 2.0 区政編に記載された取組の効果を測定するために始まったものですが、このようなデータで対策事業の効果が判断できるというのはいかなる根拠によるものですか。説明してください。市民局が情報公開審査会に対して説明しているのは、この区民アンケートの結果データの増減を「見比べれば」施策事業の効果が判断できるというものです。市民局はこの説明内容について人事財政部会に諮って了承を得ているとしていますが、このような説明内容を了承した根拠について説明してください。
　また、市民局はこの区民アンケートを「標本調査ではない」、「統計学によるものではない」と説明しています。しかし、人事財政部会ではこの区民アンケートの結果を運営方針で使用することについては各区の判断とする旨の決定を行っていますが、都島区をはじめ、この区民アンケートの結果を「区の現状」、「アウトカム指標」として使用することができるとする理論的根拠について説明してください。

　区政に関する区民アンケートは、統一的手法のもと無作為抽出した区民に対してアンケートを行い、全区共通的に取り組んでいくべき今日的な課題に対する区民の意見・ニーズを把握する手法のひとつとして、人事・財政部会で決議の上、全区共通認識のもと実施しております。
　当区としては、連年、同じ条件下でアンケートを実施することで、経年比較ができると考えております。
　また、当該アンケートは、サンプル数を決める際には統計学上の考え方を引用していますが、当該アンケートによって取得されたデータは、母集団の代表とは必ずしも言えないということを認識した上で、必要に応じてさまざまな関連情報を合わせて、全区共通的な施策・事業を進めるうえでの総合的な判断を行う際に活用しています。

都島区役所　総務課（政策企画）
（電話番号：06－6882－9989）

説明

2024年7月16日

2024年7月30日

2024年9月30日

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。