犯罪被害者等支援 保護者向けリーフレット「気づいていますか?子どものサイン」(令和4年11月発行)
2022年11月25日
ページ番号:581379

犯罪被害は、いつ誰に起こるかわかりません。
もし、子どもが被害にあってしまったときに、保護者をはじめとする周囲の大人が、しっかりと子どもをサポートできるようポイントをまとめた、保護者向けリーフレット「気づいていますか?子どものサイン」を作成しました。
保護者向けリーフレット
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
動画版
テキスト版
~犯罪被害にあった子どもへの気づき・サポートのために~
犯罪被害にあった子どもへの気づき
犯罪被害は、いつ・だれの身に起こるかわからず、最近増えているSNSに起因する犯罪等に、ご自身の子どもが巻き込まれてしまう可能性もあります。
もし、犯罪被害にあってしまっても、多くの子どもは、自ら打ち明けられないでいたり、中には、自分が犯罪被害にあっていると理解できていない場合もあります。
そんな時、保護者の皆さんが、日頃と違う子どもの心身の変化や、子どもの友人やその保護者からの情報により、犯罪被害に気づくことで、子どもをサポートすることができます。
犯罪被害にあった子どもに起こりうる心身の変化の例
こころの変化
不安になる
イライラする
ひとりぼっちで孤立している感覚や疎外感をもつ
過剰な警戒心をもつ
自分を責める
なんでもネガティブに考える
からだの変化
発熱や腹痛がある
触れられることを嫌がる
汗をかく、だるい、しんどい
睡眠の問題が生じる
食欲がない、食べても吐く
行動の変化
いつもより甘える、はしゃぐ
急に泣く
登校をしぶる、不登校になる
ともだちやきょうだいとのけんかが増える
無謀な、または自己破滅的な行動をとる
家族との会話が減る、反抗する
犯罪被害にあった子どもへのサポート
子どもが犯罪被害にあっていると気づいた時、保護者も動揺するでしょうし、つい子どもを責めてしまうかもしれません。
大切なのは、子どもを責めずに「いつ、だれと、どのような事があったのか」等の事実確認をすることです。
まずは落ち着いて、子どものペースに合わせて話を聴き、寄り添いましょう。
積極的にコミュニケーションを取ってみましょう
子どもが話そうとしているときは
- 無理に聞き出そうとしない
- 「いつでも聴くからね」と、子どものタイミングに合わせて聴く
話を聴くときは
- 叱らない
- せかさない
- 否定しない
何度も同じ話を繰り返すときは
- 話すことで頭の中が整理されるので、そのたびに聴く
犯罪被害にあったことを話してくれたら、しっかり受け止めましょう
子どもは「自分が悪いことをしたから」などと自分を責めてしまうことがあります。『あなたのせいではない』ということを伝えましょう。
子どもに声かけをするときは
- 「怖かったね」
- 「よく話してくれたね」
- 「そばにいるから大丈夫だよ」
- 「あなたは悪くないよ」
子どもに寄り添うときは
- そばにいてほしがるときは、一緒にいてあげる
- 体の不調がみられる場合は、病院へ連れていく等手当をする
犯罪被害にあった子どものきょうだいへのケア
犯罪被害にあった本人のきょうだいも同様に、心身に様々な影響を受けています。本人だけではなく、きょうだいへのケアも大切です。
犯罪被害にあった子どものきょうだいの気持ちの例
- 何が起こっているかわからずに、身動きできない
- 詳しい説明を聞きたい反面、聞きたくないとも思う
- 被害にあった子(きょうだい)ばかり気にかけて、自分の事を気にかけてくれなくなるのではないかと、不安になる
- 親を安心させようと必要以上にいい子になる
- 「自分があの時〇〇していたら」等と自分を責める
大阪市犯罪被害者等支援のための総合相談窓口
どこに相談すれば良いかわからない時は、大阪市市民局ダイバーシティ推進室人権企画課内にある「大阪市犯罪被害者等支援のための総合相談窓口」にお電話ください。
電話:06-6208-7489
FAX:06-6202-7073
時間:9時から17時30分 (土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所4階)
似たページを探す
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
市民局 ダイバーシティ推進室 人権企画課
電話: 06-6208-7619 ファックス: 06-6202-7073
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所4階)