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犯罪被害者等支援 保護者向けリーフレット「気づいていますか?子どものサイン」

2024年8月16日

ページ番号:581379


 犯罪被害は、いつ誰に起こるかわかりません。

 もし、子どもが被害にあってしまったときに、保護者をはじめとする周囲の大人が、しっかりと子どもをサポートできるようポイントをまとめた、保護者向けリーフレット「気づいていますか?子どものサイン」を作成しました。

保護者向けリーフレット

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~犯罪被害にあった子どもへの気づき・サポートのために~

犯罪被害にあった子どもへの気づき

  犯罪被害は、いつ・だれの身に起こるかわからず、最近増えているSNSに起因する犯罪等に、ご自身の子どもが巻き込まれてしまう可能性もあります。 

  もし、犯罪被害にあってしまっても、多くの子どもは、自ら打ち明けられないでいたり、中には、自分が犯罪被害にあっていると理解できていない場合もあります。

  そんな時、保護者の皆さんが、日頃と違う子どもの心身の変化や、子どもの友人やその保護者からの情報により、犯罪被害に気づくことで、子どもをサポートすることができます。

犯罪被害にあった子どもに起こりうる心身の変化の例
こころの変化
  • 不安になる

  • イライラする

  • ひとりぼっちで孤立している感覚や疎外感をもつ

  • 過剰な警戒心をもつ

  • 自分を責める 

  • なんでもネガティブに考える

からだの変化
  • 発熱や腹痛がある

  • 触れられることを嫌がる

  • 汗をかく、だるい、しんどい

  • 睡眠の問題が生じる

  • 食欲がない、食べても吐く

行動の変化
  • いつもより甘える、はしゃぐ

  • 急に泣く 

  • 登校をしぶる、不登校になる

  • ともだちやきょうだいとのけんかが増える 

  • 無謀な、または自己破滅的な行動をとる  

  • 家族との会話が減る、反抗する

犯罪被害にあった子どもへのサポート

  子どもが犯罪被害にあっていると気づいた時、保護者も動揺するでしょうし、つい子どもを責めてしまうかもしれません。

  大切なのは、子どもを責めずに「いつ、だれと、どのような事があったのか」等の事実確認をすることです。 

  まずは落ち着いて、子どものペースに合わせて話を聴き、寄り添いましょう。

積極的にコミュニケーションを取ってみましょう
子どもが話そうとしているときは
  • 無理に聞き出そうとしない
  • 「いつでも聴くからね」と、子どものタイミングに合わせて聴く
話を聴くときは
  • 叱らない
  • せかさない
  • 否定しない
何度も同じ話を繰り返すときは
  • 話すことで頭の中が整理されるので、そのたびに聴く

犯罪被害にあったことを話してくれたら、しっかり受け止めましょう

  子どもは「自分が悪いことをしたから」などと自分を責めてしまうことがあります。『あなたのせいではない』ということを伝えましょう。

子どもに声かけをするときは
  • 「怖かったね」
  • 「よく話してくれたね」
  • 「そばにいるから大丈夫だよ」
  • 「あなたは悪くないよ」
子どもに寄り添うときは
  • そばにいてほしがるときは、一緒にいてあげる
  • 体の不調がみられる場合は、病院へ連れていく等手当をする

犯罪被害にあった子どものきょうだいへのケア

 犯罪被害にあった本人のきょうだいも同様に、心身に様々な影響を受けています。本人だけではなく、きょうだいへのケアも大切です。

犯罪被害にあった子どものきょうだいの気持ちの例
  • 何が起こっているかわからずに、身動きできない
  • 詳しい説明を聞きたい反面、聞きたくないとも思う
  • 被害にあった子(きょうだい)ばかり気にかけて、自分の事を気にかけてくれなくなるのではないかと、不安になる
  • 親を安心させようと必要以上にいい子になる
  • 「自分があの時〇〇していたら」等と自分を責める

大阪市犯罪被害者等支援のための総合相談窓口

 子どもが突然ショックな出来事(犯罪・事故・災害など)に巻き込まれたとき、保護者の不安や動揺はとても大きいものです。子どもが犯罪被害にあったとわかったら、できるだけ早く、近くの警察署や関係機関へ相談しましょう。
 どこに相談すれば良いかわからない時は、大阪市市民局ダイバーシティ推進室人権企画課内にある「大阪市犯罪被害者等支援のための総合相談窓口」にお電話ください。

電話:06-6208-7489 
FAX:06-6202-7073
時間:9時から17時30分 (土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所4階)

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このページの作成者・問合せ先

市民局 ダイバーシティ推進室 人権企画課
電話: 06-6208-7619 ファックス: 06-6202-7073
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所4階)