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第2回大阪市市政改革会議 会議要旨

2012年4月2日

ページ番号:144445

1. 日時

平成23年9月20日(火)午後4時30分~午後6時30分

2. 場所

大阪市役所本庁舎P1階(屋上階)会議室

3. 出席者

(委員)植田座長、新川座長代理、岩崎委員、大住委員、富野委員、西村委員、
    斉藤委員代理(大竹委員の代理)
(大阪市)平松市長、森下副市長、北山副市長、
     山本政策企画室長、中村政策企画室理事、堤情報公開室長、
     山本協働まちづくり室長、谷川市政改革室長、村上総務局長、
     稲森財政局長、中村危機管理監、
     宮地市政改革室理事兼行財政改革担当部長、
     田中市政改革室改革推進担当部長、岡本市政改革室行政評価担当部長

4. 議題

(1) 取組状況について

(2) バージョンアップの考え方について

(3) 運営方針評価について

5. 会議要旨

 ○冒頭、平松市長よりあいさつ

  • 地震で被災された地域の支え合う姿などを見ていると、改めてコミュニティの存在価値とそれを支える行政のあり方を考えねばならないと思う。
  • 中学校区単位で実施している「地域防災フォーラム」を通じて、地域防災について市民の方々といっしょに考えることができ、豊かなコミュニティづくりの重要性を改めて地域の方々と行政が話し合う場がつくれた。
  • 先月の事業仕分けでは、市民の方たちと一緒にまちをつくっていく、説明責任を果たしていくということを積み重ねていくことこそが、この大阪をしっかりとしたまちにすると認識した。
  • 「地域から市政を変える」という市政改革の着実な推進を図っていくため、活発なご議論をいただきたい。


     

(1)取組状況について

  • 協働まちづくり室長より、資料1-1~1-4をもとに、地域活動協議会、区政会議、行政区調査研究会、地域防災フォーラムの進捗状況や開催状況について説明。
  • 市政改革室長より資料2~4をもとに、市政改革プロジェクトチーム業務フロー部会の取組み、施策・事業の再構築と不断の点検・精査、市政改革の進捗管理について説明。

 〔委員からの主な意見〕(欠席委員からの文書により意見を含む)

  • 区政会議や地域活動協議会等で出た意見について、今すぐやること、年度内にやること、次年度以降にやることという区分けの仕方を考える必要がある。
  • 区政会議は、市のほうが住民から話を単に聞くという従来の範囲にとどまっているのではないか。活性化した運営とするためには、有識者の数の設定や議題テーマの設定など、今後の運営における課題を分析して対策に取り組む必要がある。
  • 地域活動の活性化に行政が取り組んだ場合、一部の人の利権化、やることの固定化・マンネリ化、また、ばらまき批判が起きてくる。それを地域が防ぐ・チェックする力をつけるような仕掛け・議論が必要。
  • 「なにわルネッサンス2011」以外にも、大阪市経済成長戦略や「元気な大阪」をめざす政策推進ビジョンなど、全市をまたぐ方針戦略が複数ある。位置づけや意義、相互の関連を整理し、全市的方針を明確にした上で、各部局の取組みとの整合性を確保すべき。
  • 職員一人一人に対して全市的な方針を確実に落とし込むことが不可欠。例えば全職員に説明会や勉強会を開催する。さらに、市民に対してもわかりやすく開示する。
  • 市政改革会議では、単なる経過説明だけではなく、各取組みを実施する過程で新たに判明した課題や改善すべき点、目的・目標に照らした評価、分析データなど、市政改革会議での議論に資するアウトプットを示してほしい。
  • 業務フローを改善する段階では、内部のディスカッションも大事だが、外部の目もぜひ入れてほしい。
  • 業務フローの見直しは、内輪でやるとどうしても視点が個々の業務単位のレベルから上がらず、抜本的なフローの改革にはつながらない。外部の専門家、ステークホルダー、お客様に見てもらう。業務フローを抜本的に変えるということにウェイトを置くなら、そもそも何のためにやっている業務なのかという価値を設定しないと、こういった作業は無意味になることがある。
  • スピード感を持って、予算のあるなしではなく、予算がなくても変えられるものは変えていく。それが職員や市民に見えるようにしていけば、本当に改革が動き出す。
  • なにわルネッサンスレポートの表の中で、成果目標と業績目標をきちっと毎年度書き込んでいくことはすばらしい。全てがそうだというわけではないが、何年か先の中期目標の数値である成果目標に向かって現状がどうなのかということを追跡していく程度でも十分PDCAサイクルは回ると思う。
  • 大阪市民一人一人のニーズをきちっと把握していく。サイレントマジョリティのニーズもきちっと把握することが大事。
  • 上からつくるような協働の仕組みや参加の仕組みではたぶん限界になりますので、どのように一人一人の市民の皆さんに主体性や自立性を発揮させるか、あるいはより広い市民の人たち、サイレントマジョリティの人たちに来てもらうか、こういう設計を工夫してほしい。

 

(2)バージョンアップの考え方について

  • 危機管理監より、資料5をもとに、東日本大震災をふまえた震災対策、震災支援、市民生活・経済の影響等について説明。
  • 市政改革室長より、資料6、7をもとに、東日本大震災に伴う市政改革基本方針のバージョンアップの考え方、第1回市政改革会議のご意見等への対応について説明。

 

 〔委員からの主な意見〕(欠席委員からの文書により意見を含む)

  • バージョンアップのもさることながら、今直ちにできるものは直ちにやってほしい。
  • 阪神大震災や東日本大震災のときに本当にどういう問題で困ったのかということを、他都市にヒアリングしたり、行政同士で情報交換したりして、そういったことを想定して対策をとらないといけない。
  • 災害対策のことが書かれているが、景気も悪くなってきており、そのことも大事。
  • 大阪市エネルギービジョンを出されている。推進には賛成だが、報告などで国や府や市に対して二重、三重に書類をつくらないといけないというようなことがないようにお願いしたい。

 

(3)運営方針評価について
  • 大住委員より、資料8をもとに、局経営方針・区取組方針に係る外部委員の意見と市の対応方向について説明。

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