令和7年度第2回（第71回）大阪市特定団体経営監視会議

令和7年10月6日（月曜日）13時30分から15時15分まで

大阪市役所5階　大応接室

• 水上委員（座長）、綴木委員、長村委員、高橋委員

• 建設局：一ツ町道路河川部長、有坂総務部長
• クリスタ長堀：橋本代表取締役社長、山本取締役、土井管理担当部長

• 計画調整局：深見企画振興部長、岩本開発調整部長
• MDC：間渕代表取締役社長、檜垣専務取締役、安尾常務取締役

• 経済戦略局：太田立地交流推進部長、森田国際担当課長
• ATC：木村代表取締役社長、伊東専務取締役

• 市政改革室：平澤市政改革室長、東野改革推進担当部長、中村大規模事業リスク担当課長

特定団体の経営状況（令和6年度決算状況、令和7年度予算状況）
次期中期経営再建目標の設定について（クリスタ）

• 特定団体の経営状況として、各所管局及び団体から資料に基づき、令和6年度決算及び令和7年度予算の増減説明の詳細とあわせ、年度目標（令和7年度）の達成に向けた取組にかかる内容や状況が報告された。
• 各所管局及び団体からの報告の後、委員から質問、確認がなされるとともに、今後の経営に関して意見、助言が述べられた。

• 昨年度の決算と今年度の予算では収入面でやや改善がみられるが、他の成功事例も参考に更なる改善に取り組んでいただきたい。また、地価の上昇のような外部要因の影響を受ける道路占用料についても改善の余地がないか検討いただきたい。

• インバウンド向けのサービスとして多言語対応サイトでの情報発信に着手されたとのことであり、様々な増収策に取り組まれていることは理解しているが、こうした取組を実際の賃料収入や売上へどう結び付けていくか、引き続き検討いただきたい。
• ポンテ広場の活用について、引き続き検討いただきたい。

• 万博が終わり、ポスト万博に向けた次なる動向への関心が集まる中、ATCホールの活用や今後のIR関連の動きなどについて、この場での情報共有はできたと思うので、ポスト万博へ向け、引き続き進めていただきたい。

• クリスタ長堀株式会社の中期経営再建計画が令和7年度末までとなるため、令和8年度から5年間の新たな中期経営再建計画の策定に向け、現在の経営状況や、今後の経営努力を踏まえた次期中期経営再建目標について、建設局から報告された。
• 資金残高の目標値については、次期地下街運営事業者の選定中のため、現時点のシミュレーションとして設定したものである。次期地下街運営事業者確定後、収入・費用の各項目を精査のうえ、安定した経営状況が維持できるような方策を検討し、次回の会議で報告するとの説明がなされた。

• 次期中期経営再建目標については、引き続き厳しい状況が見込まれており、計画策定含めて引き続き注視していきたい。内容については次回会議で報告を受ける。