災害活動支援隊（機能別消防団）

大阪市消防局　災害活動支援隊

大阪市では、機能別消防団として災害活動支援隊を設置しています。

　災害活動支援隊とは、大阪市消防局の消防職員OBで構成された組織です。

　災害活動支援隊は、大阪市に地震等の大規模な災害が発生した場合において、消防局長の招集発令を受け事前に定められた参集場所（消防署等）へ参集し、消防職員が行う消火、救急、救助、避難誘導その他消防活動を支援することを任務としています。

　平成16年6月の国民保護法の制定により有事の消防の任務が明確にされました。また、南海トラフ地震の発生が懸念されています。

　これらの有事の際や、現有消防力で対応が困難な大規模災害が発生した場合に、消防職員と協働し、現有消防力の不足を補う組織が必要であることから、平成17年9月、消防に関する専門知識を持つ大阪市消防局職員OBで組織する災害活動支援隊を機能別消防団として発足させました。

　機能別消防団は、一般的な消防団とは異なり、特定の活動や役割及び大規模災害対応等に参加します。

　よって、大阪市消防局の災害活動支援隊は、火災等通常災害では招集されず、地震、風水害等の大規模災害が発生し、常備消防力では対応が困難な場合に招集されます。