ページの先頭です

職場で救命講習を開催しましょう!~応急手当普及員による救命講習開催のポイント~

2024年4月1日

ページ番号:584709

日本では毎年約7万人以上の人が突然心臓が止まって亡くなっています。いつ、どこで、誰に、もちろん仕事中に起こっても不思議ではありません。そばにいる人が、救急車が到着するまでの間に、応急手当を行えば、助かる可能性がグッとあがります。

多数の訪問客や従業員がおられる事業所や地域、学校、スポーツクラブ、福祉施設などの代表者や防火・防災に携わる皆さんは、安心してお仕事をするためにも、ぜひ応急手当普及員の資格を取って、職場等の中で一人でも多くの方が勇気を出して応急手当を出来るように、職場で救命講習を開催しましょう!

 

 消防署の職員に職場に来てもらって救命講習を開催しようと思ったけど・・・ こんなことに困っていませんか?

 ・なかなか日程や時間が合わない

 ・消防用の駐車場を確保できない

 ・団体で申し込むには受講者の人数が少ない

 ・講習の途中で消防隊が災害出場し、講習が中止になってしまうことも・・・ など

 

 こんな場合はあなたが応急手当普及員になって、職場の事情に合った手法・形態で応急手当を指導してみましょう!

目次

応急手当普及員講習を受講しましょう

応急手当普及員講習は、AEDの使い方を含む心肺蘇生法を指導していただく指導者を育成するための講習で、講習修了者には応急手当普及員認定証が交付されます。

職場で救命講習を実施しましょう

職場等で救命講習を開催するまでの準備の流れについて、モデルケースをご紹介します。

救命講習実施に向けて準備をする

救命講習の人数・日時・場所等を調整します

救命講習を受講される方の人数の把握や、実施する場所や日時について調整します。

【参考】救命講習受講者一覧表(作成例)

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

救命講習に使用する資器材等を準備します

一般的には心肺蘇生用訓練人形・AEDトレーナー等の資器材のほか、訓練人形を消毒するアルコールスプレーやテキストなどを準備します。大阪市消防局では、各消防署において救命講習に使用する心肺蘇生用訓練人形・AEDトレーナー等の資器材を応急手当普及員に貸出しています。(資器材を職場等で保有されている場合は借用の必要はありません。)

資器材借用に関する詳細については、管轄する消防署へお問い合わせください。

<貸出資器材のイメージ>


心肺蘇生用訓練人形


AEDトレーナー


心肺蘇生トレーニングキット

また、救命講習で使用するテキストについては、大阪市消防局のホームページでダウンロードすることができます。

応急手当普及員による普通救命講習テキスト


講習の内容を組み立てます

講習内容を組み立て、講習プランを作成します。詳しくは下記リンクから講習プラン作成例をご覧ください。

講習プラン作成例(PDFファイル)

 ・普通救命講習1

 ・救命入門コース(45分)

Excelデータをダウンロードし、講習プラン作成例を参考に、講習参加者のニーズに合った講習を組み立ててみましょう。

なお、講習の内容について困った場合は、管轄する消防署にご相談いただくこともできます。

また、大阪市消防局では応急手当普及員のみなさんをサポートする各種アイテムを公開していますので、救命講習を行う際にぜひご活用ください。

普通救命講習用テキスト・【指導者用】普通救命講習実施の手引き

 救命講習を実施するときに便利なテキストと、このテキストの各ページに対応した指導要領が記載された指導者用手引きです。
読み進めていくことで簡単に指導できるようになっていますので、ぜひご活用ください。

詳しくはこちらをご覧ください。(応急手当普及員による普通救命講習テキスト)


別ウィンドウで開く

普通救命講習用テキスト


別ウィンドウで開く

別ウィンドウで開く

【指導者用】普通救命講習実施の手引き


別ウィンドウで開く
応急手当に関する動画

救命講習を実施する際に活用できる応急手当の方法を説明した動画を大阪市消防局公式YouTubeに掲載しています(動画は下記リンク参照)。上記、救命講習等テキスト内にも同じ動画を閲覧できる二次元コードを記載しています。

ボジョレーに教わる救命ノート指導者用アプリ

 アプリを使用して、iPadやAndroid端末、Windows、Macなどのパソコンで講習を行うことができます。45分間のプログラムで構成されています。アプリの画面に合わせて、どのように指導すればよいのかが具体的に示されている「指導者用マニュアル」もダウンロードできます。

詳しくはこちらをご覧ください。(ボジョレーに教わる救命ノート指導者用アプリ)別ウィンドウで開く


別ウィンドウで開く

救命講習修了証・救命入門コース参加証の交付申請をしましょう

☆令和6年4月1日より、普通救命講習修了証、救命入門コース参加証、救命入門コーステキストがリニューアルされています。

 それに伴い、応急手当普及員の方が講習を実施される際の修了証や参加証の交付申請の方法が一部変更となっています。


  • 普通救命講習を実施する場合
  • 救命入門コースを実施予定で、事前にテキストの交付が必要ない場合
  講習実施後に修了証や参加証の交付について申請することができます。「普通救命講習修了証等交付申請書」に必要事項を記入し、管轄の消防署へ申請してください。申請の際は応急手当普及員認定証の提示と受講された方の一覧表の提示をお願いします。(一覧表の提出は必要ありません。)

申請後、「普通救命講習修了証」「救命入門コーステキスト(参加証を含む)」を受講人数分交付しますので、受講者へ交付してください。(新修了証と参加証には、氏名の印字、受講日の印字や再受講の押印はありませんので、受講者自身でのご記入をお願いします。)


  • 救命入門コースを実施予定で、事前にテキストの交付が必要な場合
 講習実施前に「救命入門コース参加証交付申請書」に必要事項を記入し、管轄の消防署へ申請してください。申請の際は応急手当普及員認定証の提示と受講予定者一覧表の提示をお願いします。(提出の必要はありません。)

 申請後、「救命入門コーステキスト(参加証を含む)」を受講人数分交付しますので、講習時に受講者へ交付してください。 (新参加証には氏名、受講日の印字はありませんので、受講者自身でのご記入をお願いします。)

 講習実施後、受講人数に変更があれば、管轄の消防署へご連絡をお願いします。


※令和6年4月1日リニューアル内容※

「普通救命講習修了証」、「救命入門コース参加証」の氏名、受講日の印字がなくなりました。

「普通救命講習修了証」裏面の再受講時の日時の記載、押印がなくなりました。

「救命入門コース参加証」と救命入門コーステキストが一体化されました。(A4サイズテキストです。)

普通救命講習修了証等交付申請書

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

消防局 救急部 救急課(救命普及)
電話: 06-4393-6633 ファックス: 06-4393-4750
住所: 〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(5階)
※月曜日から金曜日の9時00分から17時30分まで
(土曜日、日曜日、祝日及び12月29日から翌年1月3日までは除く)

メール送信フォーム