飲食店での火災が増えています!!
2025年5月13日
ページ番号:612710

火気の取扱いには十分ご注意ください!
大阪市内の火災件数は令和3年までは減少傾向にありましたが、令和3年に最少値を記録して以降若干増加となっています。令和6年の火災発生状況は昨年に比べて14件の増加となりました。その中でも飲食店での火災の増加が顕著であり、火災全体の1割以上を飲食店の火災が占めています。(グラフ1参照)
飲食店は不特定多数の方々が利用する場所です。安心して利用していただくためにも飲食店関係者の皆さまには、適正な火災予防対策をお願いいたします。

グラフ1:過去5年間の火災件数と飲食店火災の関係

飲食店業態別の火災件数の割合(令和2年~令和6年 全327件)
飲食店での火災の内訳として、「焼肉・食堂・レストラン」が48%(157件)、「居酒屋等」が23%(74件)となっており、これら2つの業態で全体の7割近くを占めています。(グラフ2参照)

グラフ2:火災件数の割合(飲食店業態別)

飲食店の主な出火原因(令和2年~令和6年 全327件)
出火原因の「天ぷら油」が30%(98件)と一番多く、次いで「ガスこんろ」の23%(74件)、「無煙ロースター・トーチバーナー等」が21%(69件)、となっており、上位3つで全体の7割以上を占め、厨房からの出火が多くを占めています。(グラフ3参照)

グラフ3:主な出火原因(飲食店)

飲食店の火災に至った主な経緯(令和2年~令和6年 全327件の主なもの)
火災に至った主な経緯で最も多かったのが「忘れる・放置する」の49%(133件)で、天ぷら油の過熱やこんろ周りに置かれた物品からの出火となっています。次いで、「火源が動いて接触する」は21%(58件)となっており、排気ダクト内にたまった油脂等に着火し火災に至るケースが多く、焼き肉店の無煙ロースター等での事例が多く発生しています。(グラフ4参照)

グラフ4:火災に至った主な経緯(飲食店)

出火防止のためには
- 火気使用中はその場から絶対に離れないこと
- こんろ周りは常に整理整頓すること
- 排気ダクトやグリスフィルターの点検や清掃を行うこと
- 消火器の位置を確認し、定期的な点検や必要に応じて交換し、万一に備えて使用方法を覚えておくこと


リーフレットをご確認ください。
あなたのお店は大丈夫??(表)(PNG形式, 455.05KB)
リーフレット(表)
あなたのお店は大丈夫??(裏)(PNG形式, 751.01KB)
リーフレット(裏)
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
におけるCC-BY4.0
で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 消防局予防部予防課調査鑑識
住所:〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(3階)
電話:06-4393-6495
ファックス:06-4393-4580