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今から考えよう!空家活用コラム(第5回)

2026年5月11日

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 近年、各地で大雨や台風による水害が増える中、「空家ほど被害を受けやすい」という事実をご存じでしょうか。

なぜ、空家ほど水害の被害を受けやすいの?

 大雨や洪水により、建物内に水が入り込む浸水被害。空家の排水管は長期間にわたって通水が行われないため、内部の劣化や詰まりが進みやすく、豪雨時に逆流して浸水被害を起こすことがあります。逆流した汚水が劣化した排水管から漏水して床下浸水が起きたり、ひどい場合はトイレや浴室などの排水口から逆流した汚水が噴き出し、床上浸水が起きることもあります。

 また、空家は窓が閉め切られた状態が続くため、湿度が高くなりがちです。湿気が多い家は浸水時に乾燥が遅れ、カビや腐朽菌(木材を腐らせる菌)が繁殖しやすい環境になります。 

 さらに、建物の外にも、空家が水害の被害を受けやすい要因があります。敷地内の雑草や庭木が伸び放題になっていると、排水口がふさがれ、敷地全体の排水能力が低下します。そのため、周辺の住宅は何事もないのに空家だけが冠水してしまう、といった事態も起こり得ます。

災害時だけじゃない、二次被害の発生

 水害は発生時の「一次被害」はもちろんのこと、その後に起こる「二次被害」も深刻です。床下に入り込んだ水が乾かないまま放置されるとカビが発生し、木材の腐朽が進みます。腐朽が進むと、土台や柱の強度が低下し、建物の寿命を大きく縮めてしまいます。

  また、「湿気の多い環境」と「湿って柔らかくなった木材」を非常に好むのが、シロアリです。

 そのため、カビによって木材が腐朽している床下は、シロアリにとっても格好の住処。シロアリの食害によって住宅の耐力が低下すると、地震時の倒壊リスクが高まります。  

 さらに、床下に残った水や湿気は、シロアリ以外にも害虫の発生源となったり、悪臭が発生したりします。

 床下浸水後、排水や乾燥、消毒といった適切な処置を行わないでいると、近隣から苦情が寄せられトラブルに発展することも。空家の所有者には「建物を適正に管理する義務」があり、「気が付かなかった」では済まないのです。

水害の被害を受けないために

 このように、水害による被害を受けやすい空家。水害によるリスクを減らすためには、定期的に空家を訪問して換気や通水を行うこと、建物に異常がないか点検することが重要です。

 また、雨樋や排水溝の清掃を行うこと、敷地内の除草や庭木の剪定を行い排水の流れを良くすることも、水害による浸水・冠水対策になります。  

 空家は人が住んでいない時間が長くなるほど、水害リスクが高まり、被害も深刻化します。「まだ大丈夫だろう」と思って放置してしまうと、気付いた時には修繕費が大きくふくらんでしまうこともあります。 

 水害が増えている今こそ、空家の状態を見直し、できる対策から始めることが大切です。

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