統計とは何ですか?
2024年10月3日
ページ番号:129507
『統計』とは、「一定の条件(時間・空間・標識)で定められた集団について調べた(あるいは集めた)結果を、集計・加工して得られた数値」です。
統計は、国や地方公共団体が行政活動を行う際の基礎資料として利用され、私たちの生活に密接に関わるさまざまな行政施策に生かされています。
また、各種学術研究分野のほか、民間企業の経営戦略や経営判断の基礎資料としても活発に利用されています。
統計の意味・性格
- 統計は集団に関する何らかの情報を伝える数字であり、集団を構成する個体を特定できる固有の情報は除かれています。
- 統計は、存在が明確に規定された集団から得られるものであり、このことによって、統計の分析利用及び相互比較が可能となります。
- 個人や事業体の集団に限らず、この社会に存在する具体的な集団は、すべて統計としての表示の対象となります。
- 集団の大きさ、構成、特性及び内部関連等、その活動の基盤となっているものから、活動の実態に至るまでの極めて広い範囲にわたる内容の表示が可能です。
統計の種類
一次統計
統計調査の結果から直接得られる統計であり、一般的な統計表に見られる統計の大部分がこれにあたります。
一次統計の中の区分には、調査統計と業務統計があります。
調査統計
業務統計
業務統計とは、登録、届出、業務記録など、行政機関や民間団体が行政上、あるいは業務上の必要から集めた、もしくは作成した業務記録をもとに作成する統計です。
(例:輸出・輸入の通関書類から作られる貿易統計、出生・死亡・婚姻の届出に基づく人口動態統計)
加工統計(二次統計)
加工統計(二次統計)とは、一次統計に何らかの加工処理を行って得られる統計です。
(例:国民経済計算(GDP統計)、産業連関表)
調査方法
全数調査(センサス)
全数調査(センサス)とは、調査対象のすべてを網羅的に調査する方法です。
全数調査(センサス)は、国勢調査や経済センサスのように地域を細かく区分したり、産業や職業を細かく分類したりして数字をみる場合や、詳細で正確な結果数字が要求される場合、調査対象全体の数が少なく標本調査では標本誤差が大きくなる場合などに用いられます。
全数調査(センサス)による統計は、統計集団の構造に関する基本的な特性について、地域別にも詳細な統計を作ることが可能となっており、いろいろな国の統計の中でも中心的な地位を占めているといえます。
標本調査
調査手法
調査員調査
調査員調査とは、統計調査員が調査票を調査対象に直接配布する調査方法です。
郵送調査
郵送調査とは、調査票を調査対象に郵送し、記入後に返送してもらう調査方法です。
オンライン調査
オンライン調査とは、調査対象ごとにIDとパスワードを付与し、それを統計調査員が直接配布したり、郵送により配布して、インターネットを通じて回答してもらう調査方法です。
その他
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
大阪市 計画調整局企画振興部統計調査担当
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所7階)
電話:06-6208-7865
ファックス:06-6231-3751