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大阪市景観読本

2025年4月15日

ページ番号:411338

(注)景観読本Ver.4.0に更新しました。(令和7年3月)

ダウンロードされる際は、ご注意ください。

更新内容は更新履歴をご覧ください。

大阪市景観読本は、大阪市景観計画に沿って計画・設計を進める際にご利用ください。

景観読本のねらい

本書は、「1章 建築物・工作物の景観形成」「2章 屋外広告物の景観形成」「3章 景観重要建造物の指定」「4章 景観重要公共施設の景観指針」「5章 大規模面的整備検討による景観誘導」「6章 地域の景観まちづくりの進め方」「7章 夜間景観ガイドライン」「8章 デジタルサイネージガイドライン」の8つの章からなります。

1、2章では、建築物の建築、工作物の建設、屋外広告物の設置等を計画される設計者や事業者の皆様のために、景観法、大阪市景観計画及び大阪市都市景観条例等に基づく協議・届出の手続き等について解説したものです。大阪市景観計画では、届出の対象となる一定の行為とともに、配慮・遵守すべき景観形成方針や景観形成基準を定めています。本書では、景観形成方針及び景観形成基準に沿って計画・設計を進めるための手順をできるだけ具体的にお示ししています。

また、景観形成に際して前提とすべき敷地の特性や周辺景観の読み解き方をはじめ、それらの特性に沿った景観配慮のための具体的な工夫の例についても紹介しています。これらの内容は、大阪市景観計画において定められた届出対象行為以外の行為を行う際にも参照いただくことにより、より良い景観形成につながるものと考えます。なお、夜間景観に関する解説については、7章を参照ください。

3章では、景観重要建造物の指定方針、指定基準についてお示しするとともに、令和5330日に指定された大阪城天守閣を紹介しています。

4章では、景観重要公共施設に指定された公共施設の整備等を行う管理者や、公共施設を占用する物件等について計画される事業者の皆様のために、景観上配慮すべき視点をまとめています。本章を参考に、公共施設自体のみならず、周辺のまちなみと調和した良好な景観形成を検討してください。

5章においては、大規模な面的整備を計画される設計者や事業者の皆様のために、対象行為や手続きのフロー等について、具体的にお示ししています。視点場の考え方などを参考に検討書を作成してください。より計画の初期の段階からの協議において、景観計画区域の各方針や地域性の考慮などの景観上の配慮をしていただくことで、良好な都市景観の形成につながるものと考えます。

6章においては、良好な景観形成を主たる目的としたまちづくりに取り組むことを考えている地域団体等の関係者向けに、景観まちづくりの進め方や、ルールの実効性を高めるために活用いただくことができる各種制度を紹介しています。

7章においては、質の高い魅力的な夜間景観を形成する建築物、工作物、屋外広告物の設置等を計画される設計者や事業者の方をはじめ、夜間景観形成に興味や関心をお持ちの市民の方を対象に、景観計画における夜間景観形成に係わる内容の解説や具体的な照明手法等の解説とともに、届出の対象にとどまらず、良好な夜間景観づくりのための工夫例等を紹介するガイドラインを示しています。なお、本ガイドラインは、官民協働による光のまちづくりを推進する光のまちづくり推進委員会が作成した技術指針等、同委員会の活動内容を踏まえたものとします。

8章においては、「重点届出区域におけるデジタルサイネージ等取扱要綱」に基づくデジタルサイネージの設置に関する誘導方針や要綱に規定されている基準について、解説や良好な事例等をお示ししています。本ガイドラインを効果的に運用することで協議手続きを円滑に進めたいと考えています。

大阪の景観を魅力的なものにするためそれぞれの場面に合わせ、ぜひとも本書を活用してください。

更新履歴

景観読本Ver.4.0(令和7年3月)

 Ver.3.0(令和4年3月)からの変更点は、次のとおりです。

  1.景観計画の変更(令和6年3月)内容の反映

  ・各章該当箇所に「まちなみ創造区域(御堂筋デザインガイドライン地区)」に関する記載や図表等を追加

  ・1章及び7章に「御堂筋とその沿道」に関する図表等を追加し、主要な視点場の設定を行うとともに、眺望、夜間景観を意識した景観誘導の考え方に関する解説を追加

  ・4章の景観重要公共施設(御堂筋)の「整備に関する事項」及び「占用等の許可の基準」への追記

  2.景観施策、その他指定等の事例の反映

  ・2章に「重点届出区域におけるデジタルサイネージ等取扱要綱」の改正内容(一時広告物基準の解説等)を追加

  ・3章に景観重要建造物に関する解説・事例を追加

  ・6章に「地域景観づくり協定」及び「景観協定」の事例を追加


景観読本Ver.3.0(令和4年3月)

 Ver.2.1(令和3年4月)からの変更点は、次のとおりです。

  ・「第Ⅱ章」に「デジタルサイネージの取り扱いについて」の項目の削除

  ・「第Ⅶ章」に「デジタルサイネージガイドライン」の章の追加


景観読本Ver.2.1(令和3年4月)

 Ver.2.0(令和2年9月)からの変更点は、次のとおりです。

  ・「第Ⅱ章」に「デジタルサイネージの取り扱いについて」の項目の追加

 

景観読本Ver.2.0(令和2年9月)

 Ver.1.2(平成31年3月)からの変更点は、次のとおりです。

  ・「第Ⅰ章」の景観形成の手順における着目点5の「主な視点場」に「代表的な視点場からみた景観の特性」の追加

  ・「第Ⅰ章」の景観計画区域内の景観形成方針及び建築物・工作物の景観形成基準と解説に、眺望・夜間景観形成方針及び基準と眺望景観形成基準の解説の追加(景観計画(令和2年10月変更施行)の反映)

  ・「第Ⅰ章」に「メディアファサード等の取扱いについて」の項目の追加

  ・「第Ⅱ章」の屋外広告物基準に夜間景観形成基準の追加(令和2年10月変更施行)の反映)

  ・「第Ⅵ章 夜間景観ガイドライン」の章の追加

 

景観読本Ver.1.2(平成31年3月)

 Ver.1.1(平成30年10月)からの変更点は、次のとおりです。

  ・「第Ⅰ章」の景観形成の手順における着目点4の「特徴的な景観のあるエリア(都心部)」の「景観の特徴と留意点」の追記

  ・「第Ⅰ章」の景観形成の手順における着目点5の「主要な視点場」の追加

 

景観読本Ver.1.1(平成30年10月)

 Ver.1.0(平成29年9月)からの変更点は、次のとおりです。

  ・「第Ⅰ章」の景観形成の手順における着目点4の「特徴的な景観のあるエリア」の追加(舞洲、夢洲)

  ・「第Ⅰ章」の景観形成の手順における着目点4の「特徴的な景観のあるエリア(臨海部)」の「景観の特徴と留意点」の追記

  ・「第Ⅰ章」の景観形成の手順における着目点5の「主要な視点場」の追加

  ・「第Ⅴ章 大規模面的整備検討による景観誘導」の章の追加

 

景観読本Ver.1.0(平成29年9月)

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このページの作成者・問合せ先

大阪市計画調整局計画部都市計画課(都市景観)
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所7階)
電話: 06-6208-7885 ファックス: 06-6231-3751

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