生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 日本聖公会川口基督教会
2025年4月3日
ページ番号:644018

選定

平成25(2013)年 選定

[解説]
川口教会が建つ川に囲まれた川口は、明治時代に大阪港が開港して設けられた居留地だったエリアで、各国の領事館や商館、邸宅などの洋館が並ぶ、モダンな街並みが広がっていた。川口教会は居留地の区画に建てられた聖テモテ教会を源流にもつ教会で、現在の教会堂は1920年に、アメリカ人建築家ウィリアム・ウィルソンによって設計された。聖堂はゴシック様式をもとにしたイギリス積みレンガ造。礼拝堂の天井は木造の小屋組を露出させたオープン・ルーフで、はさみのように交差するシザーズ・トラスが空間を特徴づけている。川口教会は1995年の阪神大震災によって被害を受けたが、熱心な信者などによって復旧工事が実現した。(髙岡伸一)
※解説文は2013年度の選定当初の内容です。

[概要]
[所在地]大阪市西区川口1-3-8
[建設年]1920年
[設 計]ウィリアム・ウィルソン

選定から現在まで(外観改修等の経過)

令和2(2020)年 外観改修等
ライトアップ、窓枠の塗替え、掲示板の移設等
大阪市地域魅力創出建築物修景事業の修景補助を利用
詳しくは、修景事例紹介「日本聖公会川口基督教会」のページをご覧ください。
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