「大阪市立介護老人保健施設条例」が制定されました

　これまで大阪市では、認知症の人の意思が尊重され、地域で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現をめざし、認知症施策の推進に取り組んでまいりました。

　今般、大阪市の認知症施策の更なる推進をめざし、大阪市立弘済院が培ってきた認知症医療・介護機能の継承・発展を図り、認知症の人や家族を支援していくため、住吉市民病院跡地に「研究施設」、「病院」、「介護老人保健施設」からなる「新施設」の整備を進めているところです。

　新施設のうち研究施設と病院は、公立大学法人大阪が運営することとしていますが、介護老人保健施設の運営については、新施設の立ち上げ当初から認知症医療・介護を充実させ、地域の社会資源との連携構築等の対応に万全を期すため、開設から一定の期間について指定管理者制度を導入し、認知症ケアに関する高い知見と経験を有するとともに地域において円滑なネットワークづくりに取り組むことができる民間法人に運営を委ねることといたしました。

　つきましては、新施設に整備する介護老人保健施設について、本市の公の施設として設置するための条例案を令和6年11月29日に大阪市会に提出し、令和6年12月18日に可決、同月20日に公布・一部施行されました。

　なお、新施設は、令和9年度当初の開設を予定しています。詳細は決まり次第お知らせします。

新施設（研究施設、病院、介護老人保健施設）の整備概要については、以下リンクをご覧ください。

• 新施設について

　　（新施設に関する情報を集約して掲載しています）

• 弘済院の認知症医療・介護機能を継承・発展させる新施設の整備

　　（新施設の概要やこれまでの検討経過について掲載しています）

• 新施設の概要（令和6年12月時点）

　　（新施設の理念、運営主体及び名称、整備スケジュール、配置図、整備概要を掲載しています）