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報道発表資料 「誰にでもやさしい区役所」に向けた取組を開始します

2025年4月17日

ページ番号:650813

問合せ先:デジタル統括室DX推進担当デジタルサービスグループ(06-6208-7665)

令和7年4月17日 14時発表

 大阪市は、大阪市DX戦略を策定し、デジタル機器の活用が難しい人、日本語に不安を覚える人及び障がいのある人等も含めた誰もがデジタル技術の恩恵を享受できる「誰一人取り残されない」デジタル化の実現をめざしています。

 特に、行政と住民の接点(フロントヤード)の中心である区役所においては、大阪市区役所DX実行計画に基づき、誰もが利用しやすい窓口や空間づくりを進めています。

 この度、令和7年4月28日(月曜日)から、全ての区役所に多言語翻訳機を一斉に導入し、日本語でのコミュニケーションが難しい市民との意思疎通を円滑にし、窓口での市民サービスの向上を図ります。

 また、導入した端末の翻訳回数や使用言語数の集計等を行う管理サービスも併せて導入し、利用状況の分析を行うことで、より効果的な活用につなげます。当該管理サービスの導入は、大阪市が全国の自治体で初めてとなります。

1 多言語翻訳機(製品名称「ポケトークS2ビジネスモデル」)の概要

 翻訳に特化した専用端末で、話した言葉を希望の言語に翻訳して音声出力や文字表示することができます。操作が簡単で必要な時にすぐに利用することができるため、多くの来庁者がある区役所窓口での利用に適しており、積極的な活用により市民の利便性向上を図ります。

2 管理サービス(サービス名称「ポケトークアナリティクス」)の概要

 導入した端末を一元管理し、翻訳回数や使用言語等の利用状況をリアルタイムで可視化することができる管理サービスです。データに基づいた効果検証を行うとともに、端末配置の見直しや運用の改善を図り、より効果的な活用につなげます。

 また、端末に会話履歴が保存されないよう一括で設定する機能や、万一の紛失時に遠隔で端末をロックする機能も備えており、セキュリティの向上にも寄与します。

3 運用開始日

令和7年4月28日(月曜日)

4 設置場所及び台数

  • 設置場所 24区役所
  • 台数 200台(1区あたり8台程度)
(注)区によって、設置する窓口や台数は異なります。利用状況に応じて、随時配置の見直しを行います。

5 翻訳可能な言語数(令和7年3月現在)

翻訳可能な言語数

翻訳方法

対応言語数

音声と文字に翻訳

88言語

文字翻訳のみ

4言語

合計

92言語

6 利用可能な窓口への案内表示

 本翻訳機を導入する窓口には、多言語対応が可能であることを示す案内表示を行い、来庁者に安心して手続きいただける環境を整えます。

窓口掲示用のイラストと説明その1
別ウィンドウで開く

案内表示例(大)

窓口掲示用のイラストと説明その2
別ウィンドウで開く

案内表示例(小)

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