報道発表資料 南港発電所更新計画に係る環境影響評価方法書について答申を受けました
2024年2月21日
ページ番号:619566
問合せ先:環境局 環境管理部 環境管理課(06-6615-7630)
令和6年2月21日 12時発表
大阪市は、令和5年12月11日付けで大阪市環境影響評価専門委員会に諮問した「南港発電所更新計画に係る環境影響評価方法書」(令和5年12月4日報道発表済み)について、令和6年2月21日付けで同委員会より答申を受けましたので、お知らせします。
同委員会では、大気質、騒音、振動等に係る調査、予測及び評価の手法等に関し、専門的・技術的な立場から検討が行われ、「南港発電所更新計画に係る環境影響評価方法書についての検討結果報告書」が取りまとめられました。
本市では、今後、同報告書の内容を踏まえ、環境の保全及び創造の見地から市長意見を述べてまいります。
なお、環境影響評価方法書につきましては、大阪府ホームページ「大阪府の環境アセスメント」からご覧いただけます。
1 南港発電所更新計画に係る環境影響評価方法書についての検討結果報告書の概要
(1) 事業計画の概要
既存の南港発電所の敷地内で最新のGTCC(ガスタービン及び汽力のコンバインドサイクル発電方式)に設備更新する事業
(2) 専門委員会からの指摘事項
方法書に記載された環境影響評価の方法について、より環境の保全に配慮した事業計画となるよう検討した結果、指摘事項は次のとおりです。
全般事項
本事業では、最新鋭の高効率GTCCへ設備変更により二酸化炭素排出量の削減に寄与するとしているが、気候変動に関する国際的取組みを踏まえ、ゼロカーボン燃料への転換など化石燃料からの脱却に向けた具体的な方策の方向性について検討すること。
景観
全体としてまとまりが感じられるシルエットとなるよう、煙突だけでなくその他発電設備等も予測に含め、デザインや色彩についても検討を加えた上で、評価すること。
温室効果ガス等
二酸化炭素の年間排出量の算出にあたっては、既設発電所の年間利用率を適切に設定するとともに、本事業において予測対象時期としている運転が定常状態となる時期の年間利用率の根拠を明らかにした上で、準備書において予測及び評価を行うこと。
2 南港発電所更新計画に係る環境影響評価方法書についての検討結果報告書
検討結果報告書については、大阪市ホームページ「南港発電所更新計画」からご覧いただけます。
(参考)環境影響評価手続の流れ
環境影響評価法等に基づく手続きの流れ
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