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報道発表資料 (仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業に係る環境影響評価方法書について答申を受けました

2024年4月25日

ページ番号:625297

問合せ先:環境局 環境管理部 環境管理課(06-6615-7630)

令和6年4月25日 12時発表

 大阪市は、令和6年2月21日付けで大阪市環境影響評価専門委員会に諮問した「(仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業に係る環境影響評価方法書」(令和6年2月14日報道発表済み)について、令和6年4月25日付けで同委員会より答申を受けましたので、お知らせします。
 同委員会では、大気質、騒音、振動等に係る調査、予測及び評価の手法等に関し、専門的・技術的な立場から検討が行われ、「(仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業に係る環境影響評価方法書についての検討結果報告書」が取りまとめられました。
 本市では、今後、同報告書の内容を踏まえ、環境の保全及び創造の見地から市長意見を述べてまいります。
 なお、環境影響評価方法書につきましては、大阪市ホームページ「(仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業」からご覧いただけます。

1 (仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業に係る環境影響評価方法書についての検討結果報告書の概要

(1) 事業計画の概要

ばい煙発生施設を設置する工場の新設(原料の重油換算量1時間あたり4キロリットル以上)

(2) 専門委員会からの指摘事項

 方法書に記載された環境影響評価の方法について、より環境の保全に配慮した事業計画となるよう検討した結果、指摘事項は次のとおりです。

交通計画

 施設関連車両の主要な走行ルート別の走行割合について、現状把握及び将来予測をするとともに、事業計画地周辺の交通状況も勘案し、工事計画において工事関連車両の走行ルートを設定した上で、予測及び評価すること。

大気質
  1. 一般環境の予測にあたっては、現地調査地点以外の予測地点においても通年調査又は四季調査を実施するか、もしくは事業計画地近傍の一般環境大気常時監視測定局(平尾小学校局)の測定結果と比較した上で、過小評価とならないよう、適切にバックグラウンド濃度を設定すること。
  2. 短期の予測にあたり、北方向に予測評価地点として追加することとした平尾小学校局のバックグラウンド濃度については、鶴町南公園の測定結果を使用するのではなく、平尾小学校局においても現地調査を実施し、その測定結果から設定すること。
  3. 道路沿道の予測にあたっては、現地調査地点の測定結果を予測地点すべてのバックグラウンド濃度とするのではなく、特に事業計画地南側の予測地点においては、四季調査の実施検討や近傍の自動車排出ガス測定局(住之江交差点局)の測定結果等も踏まえ、適切にバックグラウンド濃度を設定し、予測・評価を実施すること。
悪臭

 大気拡散モデルによる臭気指数の予測にあたっては、悪臭の原因物質が特定されていないため、適切な点煙源強度を設定すること。

2 (仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業に係る環境影響評価方法書についての検討結果報告書

 検討結果報告書については、大阪市ホームページ「(仮称)中山製鋼所船町工場新製鋼施設建設事業」からご覧いただけます。

(参考)環境影響評価手続の流れ

大阪市環境影響評価条例に基づく手続きの流れ

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