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報道発表資料 大阪黒菜(おおさかくろな)を「⼤阪市なにわの伝統野菜」として認証しました

2024年2月7日

ページ番号:615240

問合せ先:経済戦略局産業振興部産業振興課(06-6615-3750)

令和6年2月7日 14時発表

同時資料提供︓⼤阪府政記者会

 ⼤阪市では、100年以上前から市内で⽣産され、⼤阪の農業と⾷⽂化を⽀えてきた歴史、伝統をもつ野菜を「⼤阪市なにわの伝統野菜」として認証することで、伝統野菜をPRし、都市農業の振興に努めています。

 このたび、⼤阪府と共同で、大阪黒菜(おおさかくろな)を「⼤阪市なにわの伝統野菜(⼤阪府名称は『なにわの伝統野菜』)」として認証しましたので、お知らせします。

大阪黒菜について

 少なくとも明治時代初頭から大阪市の住吉・西成・東住吉区方面で多く栽培されており、耐寒性が強く冬の青菜として重宝されていた野菜です。肉質は柔らかく特有の風味があると様々な文献にて紹介されています。

大阪黒菜の写真

大阪黒菜

認証に⾄るまでの経過

 平成15年頃に、大阪府下の漬菜の調査を行っていた当時の大阪府立食とみどりの総合技術センターの職員が、大阪黒菜の種を入手し、栽培を開始しました。その当時から料理人の間で美味であると好評であり、令和5年4月に「大阪ベジフルクラブ別ウィンドウで開く」で行われた勉強会で、大阪黒菜に関して意見交換を行いました。大阪市なにわの伝統野菜として認証されている「大阪しろな」とは異なった独特の香りや歯ごたえなどの特徴があり、今後の生産拡大及び普及をめざして、大阪市なにわの伝統野菜の認証に向けて動き始めました。

 令和5年8月に大阪府と連携して認証手続きを進め、様々な文献や試験栽培の結果から、市内で採種されてきた大阪黒菜が「大阪市なにわの伝統野菜」の認証基準に適合し、他の品種とも区別できる特徴を持っていると判断できたため、令和5年12月より新たに大阪黒菜を「大阪市なにわの伝統野菜」の品目に追加しました。

「⼤阪市なにわの伝統野菜認証制度」とは

 「市内で概ね100年以上前から栽培され、現在も市内で栽培されている」等といった⼀定の基準を満たすものを、⼤阪府と共同で認証を⾏うものです。制度の詳細や、なにわの伝統野菜認証マークの使⽤に関する⼿続き等については、大阪市ホームページ「大阪市なにわの伝統野菜について」をご覧ください。
 また、大阪府で認証しているなにわの伝統野菜については、大阪府ホームページ「なにわの伝統野菜別ウィンドウで開く」をご覧ください。

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