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大阪市なにわの伝統野菜について

2024年2月7日

ページ番号:119574

大阪市なにわの伝統野菜認証制度の概要

 100年以上前から大阪市内で栽培され、大阪の農業と食文化を支えてきた歴史、伝統をもつ野菜を平成17年2月から 「大阪市なにわの伝統野菜」として、現在10品目認証しています。

 当認証制度では、出荷する野菜が「大阪市なにわの伝統野菜」であること、販売する食品・調理品が「大阪市なにわの伝統野菜」を原料としていることをPRするために認証マークを表示することができます。

 大阪市では、認証を受けた生産者や事業者に対して認証表示プレートの貸与を行っています。

大阪市なにわの伝統野菜認証制度の概要(英語版)

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「認証表示」制度を利用するには

 「認証表示」制度の利用を希望される生産者及び事業者は申請書の提出が必要です。

 詳しくは、「大阪市なにわの伝統野菜認証事業実施要綱」及び「大阪市なにわの伝統野菜認証表示要領」をご確認ください。

注意事項

  1. 大阪市章の入った認証表示マークは大阪市内産「大阪市なにわの伝統野菜」及びその加工品等に限って、使用が可能です。
  2. 申請者が農家の場合は大阪市内の生産者または大阪市内の生産者で組織する団体となっております。
  3. 申請者が加工品製造販売事業者の場合は大阪市内の事業者に限られます。
  4. 申請者(農家・加工品製造者・販売店・料理店)は大阪府に対し、5年毎に更新が必要です。但し、難波葱は3年毎に更新が必要です。(窓口は大阪市経済戦略局産業振興部産業振興課)
  5. 申請日は大阪府の「なにわの伝統野菜認証要領の運用について」により決まっています。申請後の修正などが生じることを防ぐため、事前に大阪市経済戦略局産業振興部産業振興課へご相談ください。

申請日

  • 農家(生産者) 毎年2月1日から2月末日及び8月1日から8月末日の年2回
  • 加工品、販売店、料理店(生産者以外) 毎年3月1日から3月15日及び9月1日から9月15日
認証表示マーク
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大阪市の要綱・要領・様式

大阪市なにわの伝統野菜認証事業の要綱・要領

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大阪市なにわの伝統野菜認証表示プレート借用の各種様式

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【参考】大阪府との原産地市町村共同認証について

大阪市なにわの伝統野菜の魅力紹介


天王寺蕪(てんのうじかぶら)

大阪市天王寺付近が発祥で、切葉と丸葉の2系統がある。いずれも根身は純白扁平で甘味が強く、肉質が緻密である。蕪が地面から浮き上がったように成長することから「浮き蕪」とも呼ばれていた。


田辺大根(たなべだいこん)

大阪市東住吉区の田辺地区の特産であった白首大根。根身は白色の円筒形で、末端が少し膨大して丸みを帯び、長さ20cm、太さ9cmほどで、葉には毛じがない。肉質は緻密、柔軟で甘味に富む。


金時人参(きんときにんじん)

江戸時代から昭和初期にかけて大阪市浪速区付近の特産であり、「大阪人参」と呼ばれていた。根身は長さ約30cmで色は深紅色。肉質は柔軟で甘味と香気が強い。


大阪しろな(おおさかしろな)

江戸時代から栽培が始まり、大阪市の天満橋付近で栽培が盛んであったため、「天満菜」とも呼ばれる。早生種、中生種、晩生種があるが、いずれも癖のない味が特徴で、葉柄が鮮明な白色で平軸である。


毛馬胡瓜(けまきゅうり)

大阪市都島区毛馬町が起源とされる黒いぼきゅうり。果長が約30cmと長く、太さ約3cm。果梗部は緑色であるが、果頂部よりの3分の2は淡緑白色からやや黄色気味となる。果肉は歯切れよく、肩部には独特の苦みがある。


玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)

大阪城の玉造門(黒門)付近が発祥地。果長約30cm、太さ約10cmの長円筒型。果実の色は濃緑色で、8~9条の白色の鮮明な縦縞がある。太さが6~7cmの細い系統もある。


勝間南瓜(こつまなんきん)

大阪市西成区玉出町(旧勝間村)が発祥地。900g弱と小型で縦溝と瘤のある粘質の日本かぼちゃ。熟すと果皮が濃緑色から赤茶色になり、味がよい。


源八もの(げんぱちもの)

明治時代初期、大阪市北区源八付近で栽培がさかんであったため、芽紫蘇等の芽物が「源八もの」と呼ばれるようになった。青芽と赤芽があり、独特の香気と色合いを持つ。


難波葱(なんばねぎ)

大阪市難波周辺で江戸時代からさかんに栽培されていたことから「難波葱」と呼ばれる。葉の繊維がやわらかく、強いぬめりと濃厚な甘みが特徴で、株立(分けつ)が多いという性質は、明治時代の文献にも紹介されている。


大阪黒菜(おおさかくろな)

少なくとも明治時代初頭から大阪市の住吉区・西成区・東住吉区方面で多く栽培されており、耐寒性が強く冬の青菜として重宝されていた。肉質は柔らかいが、葉柄はシャキシャキ感が残るなど特有の歯ごたえがある。大阪黒菜を茹でたゆで汁は香りと甘さがあり、肉質には特有の風味がある。

大阪市なにわの伝統野菜の魅力紹介(英語版)

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大阪市なにわの伝統野菜の写真の使用について

印刷物やウェブサイトなどに、本市が所持する大阪市なにわの伝統野菜の写真を無料でお使いいただけます。

写真の使用を希望される方は、事前に「大阪市なにわの伝統野菜写真使用申請書」をご提出ください。

大阪市なにわの伝統野菜写真使用の各種様式

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大阪市なにわの伝統野菜リーフレット

令和3年3月にリーフレットを全面リニューアルしました。より身近に伝統野菜を感じていただけると思います。
リーフレットでは、伝統野菜の旬がわかるカレンダーや、伝統野菜(加工品を含む)を購入もしくは味わうことのできるお店も紹介しています。また、中面の伝統野菜の紹介ページでは、それぞれの野菜に合った調理法なども紹介しています。

リーフレットは区役所サービスカウンター大阪市農業協同組合別ウィンドウで開くなどでも配架しています。見つけた際はぜひ手に取ってご覧ください。
(注)配架先の状況によりリーフレットがない場合もありますのでご注意ください。

リーフレット表紙

大阪市なにわの伝統野菜をご紹介するリーフレット

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  • 大阪市農業サポーターについて

    大阪市内の農林漁業者が生産した新鮮で安全な農水産物を販売または、原材料として活用している飲食店・販売店舗などを紹介しています。大阪市なにわの伝統野菜を取り扱っているお店もあります。

  • 大阪市なにわの伝統野菜を使ったレシピ動画別ウィンドウで開く

    大阪市都市農業振興事業の公式アカウントにて、天王寺蕪を使った簡単レシピ動画を公開しています。 このようなレシピ動画は今後も充実させていく予定です。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 経済戦略局産業振興部産業振興課農業担当

住所:〒559-0034大阪市住之江区南港北2‐1‐10 ATCビル オズ棟南館4階

電話:06‐6615‐3751

ファックス:06‐6614‐0190

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