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報道発表資料 「音声メッセージギフトの実証実験」を支援します

2024年1月9日

ページ番号:615400

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06-6615-3723)

令和6年1月9日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ

 大阪市は、成長産業の振興等を図るため、民間事業者等による先端技術を活用した実証実験を支援しています。
 この度、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション別ウィンドウで開く」として、実施主体のCross Overによる「音声メッセ―ジギフトの実証実験」を、令和6年1月13日(土曜日)から令和6年1月14日(日曜日)まで、アジア太平洋トレードセンター(ATC)にて支援します。
 デジタル技術の進展に伴い、NFT(注1)をはじめとしたweb3(注2)関連や生成AIなどデジタルデータに付加価値を持たせ、新たなサービスを生み出すという動きが広がってきています。
 本実証実験は、そうしたデジタルサービスの一つで、その時に感じた気持ちをデジタルの音声で残し、思い出の画像を組み合わせたメッセージを送ることができる「音声メッセージギフト」サービスの検証を目的に実施します。
 今後、実施主体のCross Overでは、実証実験を通して得た結果を将来のNFT化も見据えて製品開発へ反映させ、新規サービスとして事業化をめざします。
(注1)NFT:Non Fungible Token(非代替性トークン)の略称。偽造・改ざん不能のデジタルデータのこと。
(注2)web3:ブロックチェーン技術を基盤としたオンラインサービスの概念。

1.概要

(1)実施名称

音声メッセージギフトの実証実験

(2)実施内容

 アジア太平洋トレードセンター(ATC)に来館された方を被験者とし、実際に開発中のアプリを使って音声を吹き込み、使用感などの検証を行います。また、被験者へのアンケートにより「気持ちや想いを音声として送る」ことや、送信予約して「未来の相手へ声を送る」サービスに対するニーズ把握なども実施します。

(3)実施主体

Cross Over(代表:中村 敏康)
所在地:大阪府門真市城垣町2-18
 ITを中心としたコンサルティング業務のほか、スタートアップ企業や小規模事業者において、イベントやマーケティング領域でのサポートを提供しています。

(4)実施期間

令和6年1月13日(土曜日)から令和6年1月14日(日曜日)まで

(5)実施場所

アジア太平洋トレードセンター(ATC)(大阪市住之江区南港北2-1-10

(6)検証項目
  • サービスの有効性
    家族間で伝えたい体験やメッセージを共有する場面でのサービスの有効性
  • 顧客の受容性
    思い出を保存する方法としての、画像を組み合わせた音声メッセージの利用の意向
    メッセージを半永久的に保存できるサービスに対する利用の意向
    ほかにどのようなユースケースが考えられるか
  • その他
    メッセージを受け取る人からのフィードバックや、試作機の使用感や機能面でのフィードバックを得る

2.問合せ先

ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:下地、安永
電話:06-6615-1000

(参考)IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」

 大阪咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムで、本市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が本市からの交付金による事業として実施するものです。「未来社会の実験場」をコンセプトとする万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでおり、今後も引き続き、全国から実証実験を募集します。
 詳しくは、「AIDORエクスペリメンテーション別ウィンドウで開く」のホームページをご覧ください。
 なお、本プログラムは、「5G等先端技術を活用したビジネス創出プロジェクト」の一部として、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」による寄附を活用し、実施しています。
 詳しくは、大阪市ホームページ「5G等先端技術を活用したビジネス創出プロジェクト」をご覧ください。

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