報道発表資料 「『コモングラウンド - 新たな幕開け』 日蘭交流425周年 大阪城天守閣特別展示」を開催します
2025年5月2日
ページ番号:652441

問合せ先:経済戦略局立地交流推進部国際担当(06-6615-9512)

令和7年5月2日 14時発表

同時資料提供:関西レジャー記者クラブ
大阪市では、在大阪オランダ王国総領事館との共催で、令和7年5月9日(金曜日)から5月29日(木曜日)まで「『コモングラウンド - 新たな幕開け』 日蘭交流425周年 大阪城天守閣特別展示」を開催します。
これにともない、オープニングを開催しますので、お知らせします。

1.「『コモングラウンド - 新たな幕開け』 日蘭交流425周年 大阪城天守閣特別展示」

(1)開催目的
2025年(令和7年)は、大阪・関西万博が開催されるとともに、日蘭交流425周年を迎える記念すべき年です。
1600年(慶長5年)にオランダ船「デ・リーフデ号」(リーフデ号)が大分県臼杵に漂着したことは、日本とオランダが初めて接触する重要な出来事でした。この事件の結果、生き残った船員たちは大坂城へ連れて行かれ、文化と言語の違いを乗り越え、徳川家康やオランダ人航海士ヤン・ヨーステン・ファン・ローデンシュタイン、イギリス人航海士ウィリアム・アダムスとの間に共通の基盤が築かれました。大坂城での出来事は、日蘭関係の始まりを象徴する瞬間となり、その後の「鎖国」と呼ばれる時代においてオランダは西洋世界への窓口として重要な役割を果たしました。
日蘭両国が大坂城という「コモングラウンド(共創の礎)」(2025大阪・関西万博のオランダパビリオンのテーマ)でどのように出会い、その後どのように両国の関係が発展していったかを伝える展示を行います。
特に注目されるのは、「デ・リーフデ号」(リーフデ号)の船尾に飾られていたエラスムス像(重文)で、これが大阪城天守閣で展示されるのは初めてとなります。
なお、本展示は大阪城天守閣が主催する企画展示「サムライの世を変えた!?世界との交流」の関連企画として実施するものです。

(2)開催期間
令和7年5月9日(金曜日)から5月29日(木曜日)まで

(3)場所
大阪城天守閣 4階 展示室(大阪市中央区大阪城1-1)

(4)展示内容
木造エラスムス像(国指定重要文化財 栃木・龍江院所蔵、東京国立博物館寄託)のほか、オランダ国立公文書館、国際日本文化研究センター、松浦史料博物館(平戸市)、臼杵市、長崎市から借用した文化財を約30点展示します。



(5)主催
大阪市、在大阪オランダ王国総領事館

(6)展示内容にかかる問合せ先

「コモングラウンド ー 新たな幕開け」 日蘭交流425周年 大阪城天守閣特別展示にかかること
在大阪オランダ王国総領事館 電話:06-6484-6000(平日9時から17時まで)

企画展示「サムライの世を変えた!?世界との交流」の展示にかかること
大阪城天守閣 電話:06-6941-3044

2.オープニング

(1)日時
令和7年5月9日(金曜日) 8時から8時40分まで

(2)場所
大阪城天守閣 4階 展示室(大阪市中央区大阪城1-1)

(3)出席者(予定)
- 高橋 徹 大阪市副市長
- ヒルス・ベスホー・プルッフ 駐日オランダ王国特命全権大使
- マーク・カウパース 在大阪オランダ王国総領事館総領事 兼 陳列区域オランダ政府代表
- 宮本 裕次 大阪城天守閣館長
- フレデリック・クレインス 国際日本文化研究センター副所長
- オランダ国立公文書館のキュレーター

(4)次第
- 高橋副市長による挨拶
- ヒルス・ベスホー・プルッフ大使による挨拶
- マーク・カウパース総領事による挨拶
- 総領事が展示の各作品を案内しながら、展示全体のストーリー構成やテーマについて説明(30分程度)

(5)その他
- 一般の方の傍聴はできません。
- 取材にあたっては、取材要領をご確認のうえ、申込みをお願いします。
取材要領
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