報道発表資料　ウッチ市（ポーランド共和国）と経済分野に関する覚書を締結しました

　大阪市は、大阪・関西万博を契機に、ウッチ市（ポーランド共和国）と経済分野における交流促進を目的とした覚書を令和7年9月29日（月曜日）に締結しました。

　今後は、友好協力関係に基づき、更なる交流促進と共通課題の解決に向けた取組を進めていきます。

　ウッチ市との覚書締結について、大変嬉しく思います。

　大阪市として初めてポーランド共和国との間で締結する覚書であり、両都市にとっても新たな歴史の一歩となる、大変意義深いものです。

　ウッチ市は繊維産業の都として発展し、それがIT産業やデザイン・クリエイティブ産業の礎になり、またスタートアップ支援や投資促進にも力を入れています。

　この締結を契機として、スタートアップ、ハイテク産業やクリエイティブ分野等でのビジネス交流や投資促進の協力などを、今後進めていきたいと考えています。

　大阪市との覚書締結は、ウッチ市にとってクリエイティブ産業やイノベーション分野での国際協力を深める好機です。

　両都市は産業の伝統を共有しつつ、成長著しいクリエイティブ分野を有していますし、スタートアップや若手起業家が交流し協働することで、新たな市場やビジネスパートナーとの繋がりが広がることを期待しています。

　こうした取組がイノベーティブな製品やサービスを生み出し、ポーランドと日本間の文化交流の架け橋になると強く信じています。

ハンナ・ズダノフスカ（平成22年12月13日就任）

約68万人

約293平方キロメートル

　ウッチ市はポーランド中部に位置し、19世紀に繊維産業で大きく発展した。近年は産業構造の転換を進め、デザインや映画、IT分野などの創造産業の拠点へと転換を進めている。さらに交通の要衝及び物流拠点としても発展している。