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報道発表資料 下水道におけるカーボンニュートラル実現に向けたシーズ発表会に参加する聴講者を募集します

2025年6月30日

ページ番号:656168

問合せ先:建設局下水道部下水道資源循環課(06-6615-7520)

令和7年6月30日 14時発表

 大阪市では、2050年における温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、本市下水道事業における脱炭素の今後の方向性を示した、「大阪市下水道カーボンニュートラル基本方針」を策定しましたが、その目標を達成するためには、産学連携による革新的技術によって課題を解決する必要があります。

 このたび、2050年カーボンニュートラルに向けた省エネ・創エネ・温室効果ガスの削減に資する革新的技術の導入をめざし、本市のニーズに沿った技術シーズの事業化を円滑に進めるため、「下水道展’25大阪別ウィンドウで開く」(令和7年6月16日報道発表済み)(主催:公益社団法人 日本下水道協会)の併催企画として、産学連携によるシーズ発表会を実施します(令和7年5月30日報道発表済み)ので、聴講者を募集します。

1.シーズ発表会の開催詳細

開催日時

令和7年7月30日(水曜日) 13時から17時まで

開催場所

インテックス大阪 6号館 会議室F (大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102

開催方式

対面参加、Web参加併用

技術シーズの内容

2050年カーボンニュートラルに向けた省エネ・創エネ・温室効果ガスの削減に資する技術

発表の流れ
  • 技術シーズの内容について、発表者による発表と質疑応答を予定しています。
  • 1人当たりの持ち時間は30分程度(発表20分、質疑応答10分)を予定しています。
  • シーズ発表会終了後、対面聴講者を対象に発表者との名刺交換の場を設ける予定です。

2.聴講者の募集

要件

企業およびその他法人

定員

対面聴講者80名

Web聴講者50名

募集期間

令和7年7月1日(火曜日)9時から7月25日(金曜日)17時30分まで

3.応募方法

 大阪市ホームページ「下水道におけるカーボンニュートラル実現に向けたシーズ発表会に参加する聴講者を募集します」に記載の方法により、応募を受け付けます。その他の詳細についても上記ホームページをご覧ください。

4.発表内容

  • 発表テーマ:下水処理場から発生する消化ガスを原料として光で医農薬原料やポリマーをつくる
    発表者:神戸大学大学院理学研究科 津田 明彦 准教授
  • 発表テーマ:温室効果ガス抑制と省エネ最適化を実現するモニタリング・AI活用による既存下水処理システムの高度化
    発表者:京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター 西村 文武 教授
  • 発表テーマ:バイオメタネーションによる消化ガス中メタンの高濃度化
    発表者:大阪工業大学工学部環境工学科 古崎 康哲 教授
  • 発表テーマ:下水道閉塞要因としての油脂性排水の挙動解析とバイオマス資源化を指向したグリストラップ機構の統合的研究
    発表者:東洋大学理工学部都市環境デザイン学科 大塚 俊彦 助教
  • 発表テーマ:間欠接触酸化法を用いた無曝気好気性処理
    発表者:東京大学大学院新領域創成科学研究科 佐藤 弘泰 教授
  • 発表テーマ:大気圧プラズマ複合技術を利用した亜酸化窒素除去
    発表者:大阪公立大学大学院工学研究科 黒木 智之 准教授

5.シーズ発表会結果の公表

 令和7年9月頃、シーズ発表会の聴講者数、発表会の様子を大阪市ホームページで公表します。

(参考)「下水道展’25大阪」の概要

 下水道展は、公益社団法人日本下水道協会の主催で、下水道事業の管理者である地方公共団体等を対象に、全国の下水道関連企業の技術開発の成果等に基づき、下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器等を展示、紹介するとともに、一般の方々に下水道について理解と関心を持っていただくことを目的として毎年開催している国内最大規模の総合展示会です。

 詳細は、「下水道展’25大阪別ウィンドウで開く」をご覧ください。

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