報道発表資料 令和6年度下水道事業会計の決算概要について
2025年10月14日
ページ番号:662472
問合せ先:建設局 総務部 経理課(06-6615-7177)
令和7年10月14日 13時発表
大阪市下水道事業会計の令和6年度決算は、収益が約792億円、費用が約764億円で、損益収支は約28億円の黒字となり、その他未処分利益剰余金変動額約31億円を合わせた令和6年度末の未処分利益剰余金は約59億円となりました。
1 業務量
令和6年度 | 令和5年度 | 差引 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
管渠延長 | 4,993 キロメートル | 4,975 キロメートル | 18 キロメートル | 0.4 パーセント |
処理区域 面積 | 193.80 平方キロメートル | 190.74 平方キロメートル | 3.06 平方キロメートル | 1.6 パーセント |
雨水対策 整備率 | 82.4 パーセント | 80.4 パーセント | 2.0 ポイント | 2.5 パーセント |
処理水量 | 608,492 千立方メートル | 612,219 千立方メートル | -3,727 千立方メートル | -0.6 パーセント |
有収水量 | 381,195 千立方メートル | 377,971 千立方メートル | 3,224 千立方メートル | 0.9 パーセント |
下水道 使用料 | 37,545百万円 | 34,129百万円 | 3,415百万円 | 10.0 パーセント |
令和6年度の下水道整備状況は、管渠延長4,993キロメートル、処理区域面積193.80平方キロメートル、雨水対策整備率82.4パーセント、処理水量608,492千立方メートルとなりました。
また、家庭用や旅館業等の使用水量が増加したことに伴い、有収水量は0.9パーセント増の381,195千立方メートル、下水道使用料は10.0パーセント増の37,545百万円となりました。
なお、下水道使用料の大幅な増加は、令和5年度に市民生活を支援するため実施した減額措置の影響であり、減額分(一般会計より補塡)を含めた令和5年度の実質的な下水道使用料36,918百万円との差引は、627百万円で1.7パーセント増となります。
2 経営収支
| 令和6年度 | 令和5年度 | 差引 | 増減率 (パーセント) |
|---|---|---|---|---|
収益 | 79,186 | 78,276 | 910 | 1.2 |
営業収益 下水道使用料 一般会計補助金 その他 営業外収益 一般会計補助金 長期前受金戻入 その他 特別利益 | 61,801 37,545 23,303 954 17,288 534 15,937 817 97 | 61,423 34,129 23,265 4,029 16,818 657 15,389 772 35 | 378 3,415 37 -3,075 471 -123 548 45 62 | 0.6 10.0 0.2 -76.3 2.8 -18.8 3.6 5.9 著増 |
費用 | 76,436 | 75,172 | 1,264 | 1.7 |
営業費用 人件費 経費 減価償却費 営業外費用 支払利息等 繰延勘定償却等 | 72,763 2,143 29,124 41,495 3,673 3,015 658 | 71,321 2,148 27,974 41,198 3,851 3,097 754 | 1,442 -5 1,150 297 -178 -82 -96 | 2.0 -0.2 4.1 0.7 -4.6 -2.6 -12.7 |
当年度損益 | 2,750 | 3,104 | -354 |
|
経常損益 | 2,653 | 3,069 | -416 | |
その他未処分利益剰余金変動額 | 3,104 | 3,118 | -14 | |
未処分利益剰余金 | 5,854 | 6,222 | -368 | |
資金剰余額 | 38,973 | 40,425 | -1,452 | |
資金不足比率 | - | - | ||
(注)表内の計数は、全て四捨五入を行っており、また差引及び増減率(パーセント)については、円単位で計算しているため、表内計算で一致しないものがあります。
令和6年度の経営収支は、収益が79,186百万円、費用が76,436百万円、差引2,750百万円の黒字ですが、前年度に比べ、354百万円の減となりました。
この結果、その他未処分利益剰余金変動額3,104百万円を合わせた令和6年度末の未処分利益剰余金は5,854百万円となりました。
なお、この未処分利益剰余金については、減債積立金に2,750百万円を積み立て、3,104百万円を資本金に組み入れる予定です。
3 主な建設改良工事
建設改良費 47,052百万円
管渠工事費 17,348百万円
抽水所工事費 10,374百万円
処理場工事費 19,330百万円
(対策別内訳)
機能維持 32,144百万円
- 汚泥処理施設整備事業
- 下水道管渠の改築・更新
地震対策 1,095百万円
- 緊急交通路(重点14路線)下水道管渠の耐震化
浸水対策 6,194百万円
- 豊崎~茶屋町下水道幹線整備
- 淀の大放水路の建設
都市環境保全 7,619百万円
- 住之江下水処理場雨水滞水池の建設
- 合流式下水道の改善対策
参考資料
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