報道発表資料　「工営所再生プラン」を策定しました

　大阪市は、令和7年2月に建設局の職員による放置自転車撤去業務の不適正事務に関して「放置自転車撤去業務における不適正事務」調査報告書を公表し、また、外部監察専門委員による「検証等報告書」の提出を受けました。（令和7年2月25日報道発表済み）

　その後、放置自転車撤去業務のみならず、工営所全体の組織風土を踏まえた再発防止に向けて、局全体で組織風土改善に取り組むため、この間、有識者の助言等を受けながら、再発防止策（工営所再生プラン）の検討を行ってきました。

　このたび、建設局における「工営所再生プラン」を策定しましたので公表します。

　工営所再生プランに記載した主な取組として、次の5つの項目の取組を行います。

1. 意思決定プロセスの整理・改善
   職位・職種ごとの役割分担について明確化　等
2. 人材育成
   若手・係長昇任職員に重点を置いた研修の実施　等
3. 風通しの良い組織風土づくり
   職種間・部署間のコミュニケーション機会の創出　等
4. 本プランの実行と工営所の体制検討
   モデルとなる工営所を設定し試行実施　等
5. 技能職エリアの将来像に関する方針の提示

　短期的なものについては12月以降、中長期的なものについては令和8年度以降順次実施してまいります。中長期的な取組（新たな取組）についてはモデルとなる工営所での試行を経て、全工営所へ展開を図ります。