報道発表資料 もと「なにわの海の時空館」利活用事業にかかる事業予定者が決定しました
2023年11月24日
ページ番号:612450
問合せ先:大阪港湾局計画整備部事業戦略課(06-6615-7790)
令和5年11月24日 12時発表
大阪市では、市政100周年記念事業の一つとして計画された海洋博物館で、平成12年に開館したものの平成25年に閉館した、もと「なにわの海の時空館」(以下、「もと時空館」という。)の利活用事業について、プロポーザル方式により実施事業者を募集しました。(令和5年3月28日報道発表済み)
応募事業者からの計画提案書については、外部有識者で構成する「もとなにわの海の時空館利活用事業にかかる公募型プロポーザル検討会議」での計画提案審査及び土地賃料の価格提案審査を行い、次のとおり事業予定者を決定しましたので、お知らせします。
1 事業予定者
シンフォニックスリール株式会社(大阪市中央区平野町3-1-8-204)
2 提案内容
事業コンセプト・名称
いのちを満たすミュージアム構想 ~ Premium Jewelry Dome Osaka ~
基本方針
大阪・関西万博から25年後、2050年の未来を見据えた次世代文化ミュージアムにより、国内外からの来場者をおもてなしできるサービスの提供、日本観光の成長・新産業の創出誘発する推進エンジンを担い、関係業界を横断した複合的な仕組みづくりと実践のフィールドを基本方針とします。
事業概要
もと「なにわの海の時空館」利活用事業【提案概要】
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
提案価格
月額賃料 1,986,236円
3 募集・応募の状況
実施要領の公表 令和5年3月28日(火曜日)
応募書類の提出締切日 令和5年9月28日(木曜日)
応募事業者数 2者
(注)応募事業者のうち1者は、審査前に辞退
4 審査結果
委員氏名 | 役職等 |
---|---|
嘉名 光市 | 大阪公立大学大学院工学研究科都市系専攻 教授 |
高瀨 孝司 | オフィスT 代表 |
横田 慎一 | 横田慎一公認会計士事務所 所長 |
評価点
61点(100点満点中)
委員講評
- 大阪地域の活性化に向けては、大阪市の協力はもとより、ベイエリアのまちづくりに関わる方々とも連携し、ぜひ事業を成功できるようにしてもらいたい。
- 提案内容の中には不確定要素もあるため、事業のリスクはあるものの、ある程度思い切った事業展開をしないと、もと時空館そのもの、またその周辺のエリアの活性化にはつながらないので、状況に柔軟に対応した事業の継続性に期待したい。
- 2025年の大阪・関西万博、2030年のIRを見据えて、このタイミングで、もと時空館の利活用を考えることは、とても重要である。
- 意欲的な提案内容であり、インバウンドや観光振興という観点では、ナイトタイムエコノミーや富裕層向けのコンテンツの充実など、かねてから言われている課題について解決しようと取り組んでいる点は評価できる。
- 難しい事業者公募に対し、積極的に応募された事業者には敬意を表したい。
(注)その他詳細については、大阪港湾局ホームページをご確認ください。
5 問合せ先
事業者公募に関すること
大阪港湾局計画整備部事業戦略課(06-6615-7754)
提案内容に関すること
シンフォニックスリール株式会社(06-6210-2445)