報道発表資料 大阪くらしの今昔館 万博記念展「大坂から大阪 住まいのか・た・ち」の詳細が決定しました
2025年4月16日
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本件については、令和7年4月18日17時に一部訂正し、掲載しております。訂正箇所については、別途訂正発表をご参照ください。

問合せ先:大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」(06-6242-1160)

令和7年4月16日 14時発表
大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」では、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の開催期間に併せ、大阪の都市居住文化を広く発信するとともに「住むまち・大阪」に対する愛着とイメージアップを図るため、特別な展示・イベントを開催します(令和7年3月12日報道発表済み)。
本展は大阪・関西万博を盛り上げる関連イベントとして、「大阪を知る」をテーマに万博特別展覧会の第1弾として開催します。
大阪は江戸時代以来、現在に至るまでのおよそ400年、大都市として長い歴史があります。水運の商都・「天下の台所」として繁栄した江戸時代、文明開化を迎え、都市の近代化と工業化が進み「東洋のマンチェスター」と称された明治時代、人口・面積ともに日本一の都市となった「大大阪」の時代、郊外住宅地や別荘地が開発され、新たな都市居住の形態が成立した昭和戦前期。長い歴史の中で、大阪には固有の都市居住文化が醸成され、それらが現在の大阪の礎となっています。
大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会」への取り組みを持ち寄り、未来への希望を世界に示すものであり、その視線は未来へ向けられています。本展では現在の大阪の繁栄の礎となっている都市居住文化の400年にわたる変遷を3章の展示構成で振り返ります。大阪の都市居住や生活文化の魅力を感じていただくのと同時に、現在から続く未来の都市居住を考える機会となれば幸いです。

概要

会期
前期:令和7年4月26日(土曜日)から6月9日(月曜日)まで
後期:令和7年6月14日(土曜日)から7月27日(日曜日)まで
なお、6月11日(水曜日)から6月13日(金曜日)までは展示替え等があるため万博記念展は実施していません。

会期中の休館日
毎週火曜日(4月29日、5月6日を除く)

開催時間
10時から17時まで(入館は16時30分まで)

第1章:江戸時代の大坂の町空間と町家
「天下の台所」と呼ばれ、経済の中心地として繁栄した江戸時代の大坂。第1章では大坂を代表する豪商・住友家や廣岡家の屋敷の絵図や、中之島に大坂特有の景観を創出した蔵屋敷の指図、模型を展示します。

第2章:近代大阪の都市空間と新たな居住形態
大阪の近代は、西洋文化の流入、旧市街地の近代化、都市域の急速な拡大、そして戦災と、都市空間がドラスティックに変化しました。
2章では旧市街地近郊に営まれた別荘ライフ、電鉄会社や土地会社が開発した「田園都市」の住宅、大大阪時代のサラリーマン住宅などを紹介します。

第3章:公的住宅の建設
近代における急激な産業・経済の発展は、一方で都市環境の悪化、住宅難、家賃高騰、無計画な住宅建設による不良住宅地の発生など、さまざまな都市問題を引き起こしました。
このような問題への対応として、大正期から昭和戦後期にかけてさまざまな公的住宅が供給されました。3章では大阪市が建設した公的住宅を紹介します。

会場
大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」企画展示室(大阪市北区天神橋6丁目4-20大阪市立住まい情報センター8階)
- Osaka Metro堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目駅」3番出口から直結
- JR大阪環状線「天満駅」から北へ650メートル
(注)交通アクセスの詳細は、大阪くらしの今昔館ホームページをご確認ください。

入館料
- 特別展のみ:1000円
- 常設展と特別展:一般1400円(団体1300円)、高校生・大学生1100円(団体1000円)
(注)団体は20名以上
(注)高校生・大学生は学生証原本要提示
(注)中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(証明書(運転免許証、健康保険証、敬老優待乗車証、障がい者手帳等の原本、またはミライロID)要提示)

展示、その他イベントについて
本展の概要は大阪くらしの今昔館ホームページでもお知らせしています。
また、本展をより楽しんでいただくために連続講座を開催します。詳細はおおさか・あんじゅ・ネットでお知らせしています。
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