区長メッセージ(5Sと接遇へのおもい)
2022年12月9日
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大阪市では、平成24年度より、各区役所における窓口サービス向上につなげる目的で、区役所来庁者等に対する窓口サービスについて民間の事業者による覆面調査を行い、調査結果に基づく格付け(星3つ~星なし)を行っています。
私は令和2年4月、城東区長に就任しました。それまでは平成30年度、令和元年度ともに格付けは星1つという結果にとどまっていました。令和2年度には、改善が進み星2つをいただいたところでしたが、令和3年度の格付けでは、さらに改善が進み、全国に誇れる極めて高度なレベルとなる星3つを獲得できました。格付けがはじまって以来の快挙達成となりました。
しかし、ここに至るまでの道のりは決して平坦なものではなく、日々の5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・習慣)と接遇改善の実践の賜物です。
職員の皆さんには、机上はPCのみにして終業してもらえるように習慣化を徹底しました。また、私自ら毎月1回休日に5S巡視パトロールと指摘(赤紙の貼付)、指摘箇所の改善の繰り返し、接遇チェックと改善の繰り返し、掲示物の整頓、ごみ拾い、机上や手すり等の清拭など、クリーンリネス&ホスピタリティのスローガンのもと、5Sと接遇の質的向上に努めてまいりました。もちろんですが、上に政策あれば下に対策ありといわれるように、覆面調査の傾向確認と対策もばっちりと行いました。
城東区役所では、「住んでよかったと思えるまち」の実現を進めるにあたり、経営理念「変革と創造」「徹底した対話」「最上のサービス」を定め、職員一同が業務に精励し、区民の皆さまに貢献するためにも、質的向上は不可欠です。結果を受けて、理念の実現に少しでも近づくことができたことをうれしく思っていますが、あくまでも通過点に過ぎず、これに安住することなく、これからも努力を惜しまず、さらなる高みをめざしてまいります。