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ヒートアイランド現象について

2015年3月27日

ページ番号:6326

ヒートアイランド現象とは

 ヒートアイランド現象とは、都市化による地表面被覆の人工化(建物やアスファルト舗装面など)やエネルギー消費に伴う人工排熱(建物空調や自動車の走行、工場の生産活動などに伴う排熱)の増加により、地表面の熱のバランスが変化し、都心部の気温が郊外に比べて島状に高くなる現象をいいます。


ヒートアイランド現象のメカニズム


ヒートアイランド現象を形成する要素には、おおむね、以下のようなものが考えられています。

  • 地表面被覆の変化により熱を蓄える量の大きいアスファルトやコンクリートなどに太陽熱が蓄えられ、夜間にその熱が放出されること
  • 人口や産業が集中することによるエネルギー消費の増大に伴う人工的に排出される熱の増加
  • 気温上昇を和らげる緑地や水面等の自然空間が少なくなること
  • 海からの風や陸からの風などの気候条件

 

大阪市の状況

8月の平均気温分布

図1 8月の平均気温分布

図1は、大阪市及び周辺のアメダス気温観測結果から推定した8月の平均気温分布図です。
昭和53年~57年(1978年~1982年)の大阪市の平均気温は28.0℃で、周辺地域より約1℃高くなっています。
その20年後の平成10年~14年(1998年~2002年)には29.2℃に上昇しており、また、この傾向は京阪神地区全体に広がっています。
平成10年~14年(1998年~2002年)と平成17~21年(2005~2009年)には、顕著な差はみられません。

1月の平均気温分布

図2 1月の平均気温分布

図2は、大阪市及び周辺のアメダス気温観測結果から推定した1 月の平均気温分布図です。
昭和53年~57年(1978年~1982年)の大阪市の平均気温は5.6℃で、周辺地域より約1℃高くなっています。
その20年後の平成10年~14年(1998年~2002年)には、6.3℃に上昇し、周辺地域よりも高い状況は変わっていませんが、周辺地域と大阪市の気温差は、8月は0.7℃であるのに対し、1月は1.0℃であり、都市部の気温上昇は夏季よりも冬季に顕著に現れています。
平成10年~14年(1998年~2002年)と平成17~21年(2005~2009年)には、顕著な差はみられません。
年間の平均値の推移

図3 年間の平均値の推移

 大阪管区気象台が明治16年~平成24年(1883年~2012年)に測定した年間の平均気温、日最高及び日最低気温の年間平均を示したもので、年間平均気温の経年変化(*10年移動平均)を見ると、20世紀の100年間に約2.0℃上昇しています。
その上昇は昭和25年(1950年)代以降から特に顕著になっています。
平成17年(2005年)以降は、17.2℃~17.3℃となっており、ほぼ横ばいとなっています。    

※10年移動平均とは
年ごとの気候の変動による影響を取り除き、年平均気温の長期的な傾向を把握するため、その年を含めた10年間の年平均値を平均し、その年の平均値として示したもの。
日最低気温が25℃以上(熱帯夜)の日数の推移

図4 日最低気温が25℃以上(熱帯夜)の日数の推移

図は4、大阪管区気象台が昭和6年~平成28年(1931年~2016年)の観測結果による日最低気温が25℃以上となった日数の経年変化(*5年移動平均)を見ると昭和25年(1950年)から42年(1967年)にかけて増加した後、平成2年(1990年)以降に増加傾向を示しましたが、平成17年(2005年)以降は、概ね横ばいとなっています。

※5年移動平均とは
その年および前後2ヶ月を含めた5ヶ年を平均したもの。

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