「水環境に関する講座(東淀川区)」を東淀川区役所と連携して開催しました(令和7年5月31日)
2025年7月11日
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令和7年5月31日(土曜日)に東淀川区民ホールで「水環境に関する講座」を開催しました。
柴島干潟に生息する生き物の観察や淀川の水を用いた簡易水質実験を通じて、身近にある豊かな環境やその問題について楽しく学んでいただきました。また、海洋プラスチックごみ問題に関する話をお聞きいただくとともに、河川敷の砂に含まれるマイクロプラスチックをふるいを使って実際に確認し、海洋プラスチックごみ問題について理解を深めていただく機会にもなりました。
海洋プラスチックごみを減らすためには、マイバックやマイボトルの使用など、日常生活の中でプラスチックを削減していくための取組みを積極的に行うことが重要です。また、この問題の解決には、世代を超えて多くの方々の行動が必要です。一人ひとりの小さな心がけが、海洋プラスチックごみの削減につながります。美しい海を守るために、できることから一つずつ始めてみましょう!

開催日時
令和7年5月31日(土曜日)
- 午前の部:午前11時~12時
- 午後の部:午後2時~3時

開催場所
東淀川区民ホール(大阪市東淀川区豊新2丁目1番4号 東淀川区役所3階)

参加者
16組(49名)

実施内容
- 海洋プラスチックごみ問題のお話
- 河川敷の砂を使ったマイクロプラスチックの分離実験
- 淀川の水質調査実験
- 柴島干潟にすんでいる生き物の観察
- 漁具体験

当日の様子
海洋プラスチックごみ問題についてお話ししました。水環境や生物に深刻な影響を及ぼしているこの問題が身近なところで起きていることを知っていただきました。
大阪市内の河川敷の砂に含まれているマイクロプラスチックを探してもらいました。マイクロプラスチックを実際に見て、サイズの小ささや数の多さにびっくりした様子でした。

淀川の水質を体感するため、水質試験キットを使った実験をしました。実験を通じて淀川の現在の水質を確認し、水質が良いことを感じてもらいました。また、河川水にしょうゆを2滴垂らすことで、昔の水質を模した実験を行い、現在の水質との違いを視覚的に理解してもらいました。
柴島干潟にすんでいる生き物の観察や生き物クイズをしました。多様な生き物たちがこの地域に生息していることを学ぶことで、水環境の豊かさを感じ取っていただく良い機会となりました。

沢山の方が興味を持って投網体験をしてくれました。普段触ることのない道具のため、子どもたちに大人気でした。

海洋プラスチックごみ問題について学べるパネルを展示をしました。
柴島干潟で採れたアユなどの水生生物を展示しました。

今回、柴島干潟(淀川)で採れた生き物
ニホンウナギ、ワカサギ、アユ、ボラ、スズキ、キチヌ、マハゼ、アベハゼ、チチブ、ウロハゼ、イシマキガイ、ヤマトシジミ、テナガエビ、クロベンケイガニ、モクズガニ

参加者の感想
- 淀川にはたくさんの生物がいて、すごく水がきれいなのにびっくりした。私が住んでいて近い川が淀川だから、淀川のことについて知れて楽しかったです!
- にほんうなぎ、あゆがいることにおどろいた。
- 淀川の水質の良さや生き物がたくさんいる事を知れ良かったです。プラスチックゴミの削減を心がけます!
- マイクロプラスチックがよく分かった。ごみの話が自分の身体に入ることを思って怖くなりました。日々分別やごみを出さないよう工夫しているが、みんなでとりくまないと、地球上、海の中のゴミが増え続けていくので、気を付けたいです。勉強になりました。魚の話もおもしろかったです。
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ファックス:06-6615-7949