大阪市内産イタリア野菜の取り組みについて
2024年12月18日
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大阪市では、市内で栽培された農産物の付加価値を高めることで産地ブランド化の推進を行っております。
現在、飲食店等で取り扱われているイタリア野菜の大半は、海外からの輸入であるため、その過程で鮮度や栄養価が落ちがちです。そのため、近年、国産イタリア野菜は、飲食店等を中心に高い人気があります。
飲食店が密集し消費地に近いという本市の特色を活かし、「市内産イタリア野菜」の活用を推進するための取り組みを行っております。



大阪市内で栽培されている主なイタリア野菜

トレビス
トレビスは、鮮やかな赤紫色の葉を持つチコリーの一種です。見た目は紫キャベツと似ていますが別物で、ほのかな苦みのある味が特徴です。ヨーロッパではポピュラーな野菜で、サラダやパスタなどに使われています。

ケール
ケールは、独特な苦みが特徴の野菜です。栄養が豊富なので青汁の原料としても使用されています。サラダやスムージーなどの生食はもちろん、炒め物などの加熱調理でも美味しくいただけます。


フェンネル
フェンネルは爽やかな香りが特徴の野菜です。白く膨らんでいる茎の部分はセロリや玉ねぎに近い食感をしています。大きな葉の部分も食べることができ、細かく刻んで料理にふりかければ、香りのアクセントを加えられます。


カーボロネロ
カーボロネロは、イタリアのトスカーナ地方生まれの葉キャベツの一種です。濃い緑色のちりめん状の葉が特徴で、日本では黒キャベツとも呼ばれています。ビタミンを多く含む栄養豊富な野菜であり、厚みのある葉は煮崩れしにくいため煮込み料理などに最適です。


大阪市内産イタリア野菜を使用した加工食品
令和2年より大阪市農業協同組合が中心となり、IBU四天王寺大学や食品加工事業者が連携して、大阪市内産イタリア野菜を使用した加工食品を共同開発しています。これらの取り組みは株式会社GIVE&GIFTなど多数の協力のもと成り立ちました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。




産学連携の取り組みについて
大阪市内産のイタリア野菜は、産学連携や地域活性化に一役買っています。JA大阪市と四天王寺大学短期大学部が連携し、学生が上記で紹介したイタリア野菜の加工品の商品名やパッケージのデザイン、野菜の販売用シールのデザインを考案しました。

「四天王寺大学短期大学部谷口ゼミの講義風景」
学生は講義内で大阪市内産のイタリア野菜を実食し、栽培ほ場を見学するなど実際に触れてみて感じたことを活かしてアイデアを出しています。

「大阪市内産イタリア野菜の販売用シール」
大阪市内産のイタリア野菜が販売される際に、包装ビニールの上にこのシールが貼られています。一目でイタリアの野菜であると分かるデザインとなっています。

「学生が考案したイタリア野菜の加工品のアレンジレシピ」
学生たちは商品名を考案したイタリア野菜の加工品を、様々なイベントで販売しています。店頭では、その加工品を使ったアレンジレシピを紹介し、多くの方に手に取ってもらえるよう工夫を凝らしています。

大阪市内産のイタリア野菜を特集したプロモーション動画
大阪市内産イタリア野菜を特集した動画をYouTubeで公開しています。イタリア野菜について楽しく学べる内容になっていますので、是非ご覧ください!

大阪市内産イタリア野菜が購入できる主なお店
- 大阪市農協 おいで~菜平野店(大阪市平野区平野西5-2-2) 詳細の案内ページはこちらをご覧ください。
- かじい畑(大阪市住吉区南住吉2-79) 詳細の案内ページはこちらをご覧ください。
- OSSO MARKET&KITCHEN(大阪市東住吉区長居公園1-1) 詳細の案内ページはこちらをご覧ください。
- 大阪市農業サポーターについて
本市内の農水産事業者が生産する、イタリア野菜をはじめとした農水産物を販売または、原材料として活用する事業者を下記ページで紹介していますので、ぜひご覧ください。
- 大阪市都市農業振興事業に係る公式SNSアカウントについて
市内農業の取組やイベント情報等について、随時更新しています。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 経済戦略局産業振興部産業振興課農業担当
住所:〒559-0034大阪市住之江区南港北2‐1‐10 ATCビル オズ棟南館4階
電話:06‐6615‐3751
ファックス:06‐6614‐0190