大腸がん検診Q&A
2021年4月1日
ページ番号:17943
Q:便潜血反応検査が陽性といわれました。もう一度便潜血検査を受けてもいいですか?
A:必ず精密検査(全大腸内視鏡検査等)を受けてください。大腸がんやポリープなどがあっても、常に出血しているわけではありません。再度の便潜血検査で陰性となっても、がんの見落としにつながります。
Q:便潜血反応検査が陽性ですが、痔を持っているので、精密検査は受けなくてもいいですか?
A:早期の大腸がんの多くは、無症状です。痔と大腸がんの両方を持っている人もあり、自己判断は禁物です。必ず精密検査を受けてください。
Q:大腸がんを予防することはできますか?
A:大腸がんの増加については、遺伝等の要因や「食生活の欧米化」などの生活習慣による要因が関係していると言われています。
生活習慣による要因としては、動物性脂肪を多く摂る、食物繊維を摂らない、運動不足の生活を続けること等が考えられます。そのため、肉類(牛・豚)や油分の摂取を抑え、野菜・果物・豆・海藻・きのこ等を十分摂取し、毎日体を動かすことが大腸がんの予防につながります。
また、このことは他の生活習慣病の予防にもつながります。
Q:大腸がん検診の限界はありますか?
A:すべてのがん検診に言えることですが、すべてのがんを100%発見できる検診はありません。検診後、次の検診までに大腸がんが見つかる場合もあります。
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