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新型インフルエンザ対策情報

2018年12月6日

ページ番号:23639

 新型インフルエンザは、現在、発生しておりません。

 新型インフルエンザとは、日本で毎年冬に流行する季節性のインフルエンザとは違い、これまでに人が感染したことのない、新しいタイプのインフルエンザのことをいいます。

 平成21年5月に、新型インフルエンザ(H1N1亜型)が国内で発生した当時は、基礎疾患のある方は重症化する頻度が高かったものの、ほとんどの症例は病原性が、比較的軽症で回復することが多かったため、現在は季節性インフルエンザの一つとして位置付けられています。

 最近では、これとは別の病原性の高いタイプの新型インフルエンザの発生が心配されています。

 今、東南アジアを中心に発生のある、鳥が感染するH5N1型等の鳥インフルエンザが、新型インフルエンザに変化するともいわれており、世界中でその発生が心配されています。

 正しい知識を身につけて発生に備えましょう。

過去の新型インフルエンザの流行

 新型インフルエンザの免疫は誰もがもっていないため、感染力や病原性などは実際に発生しないとわかりませんが、発生した場合、全人口の25%(4人に1人)がかかり、流行が約8週間(2か月)ぐらい続くと言われています。また、ひとたび発生すると多くの人々が感染し、世界的な大流行(パンデミック)を引き起こすと考えられています。そのため、流通などの経済活動が低下し、生活に必要なサービスが制限されるなど、様々な問題が生じると言われています。新型インフルエンザは過去10年から40年の周期で流行し、多くの患者や死者が出ています。

20世紀に起こった新型インフルエンザ
1918年(大正7年)1957年(昭和32年)1968年(昭和43年)

スペインインフルエンザ(H1N1亜型)

アジアインフルエンザ(H2N2亜型)

香港インフルエンザ(H3N2亜型)
約4000万人死亡
(日本で39万人死亡)
約200万人死亡約100万人死亡

※過去の新型インフルエンザの流行は、すべて鳥インフルエンザウイルスが変化したものです。また、平成21年に流行したH1N1亜型の新型インフルエンザは、過去に流行した新型インフルエンザのウイルスとは異なる病原性の低いものです。

新型インフルエンザと季節性インフルエンザとの違い

 新型インフルエンザは、突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻水・鼻づまり、頭痛など、季節性のインフルエンザと似ています。ただし、季節性のインフルエンザに比べて、下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されています。
 新型インフルエンザに変化する可能性がある鳥インフルエンザ(H5N1)がヒトに感染した場合は、重い症状が出て肺炎、多臓器不全、脳炎で死亡することもあると言われています。
 感染経路は、季節性のインフルエンザと同様に、感染した人の咳やくしゃみなどでウイルスが飛び散り、それを吸い込むことによって感染します。ウイルスが付着したものをさわった手で、口や目、鼻の粘膜をさわることでも感染します。また、症状が出る前日から感染力を持つため、気づかないうちに感染を広げる危険性があります。

新型インフルエンザと季節性インフルエンザの違い
種類新型インフルエンザ季節性のインフルエンザ
特徴人類が感染したことのない新しいウイルスであるため、ヒトは免疫を持たず、重篤でより多くの感染者・死者が出る可能性がある。既に今まで流行しているものと類似しているため、多くの人はある程度の免疫を持ち、大流行には至らないことが多い。
症状季節性とほぼ同様の症状か、より重症で合併症も重い。発熱、咳等の呼吸器症状、頭痛、咽頭痛、関節痛。稀に肺炎などの合併症で死亡することがある。
潜伏期間季節性よりやや長いと推測1から5日
社会的影響人口の25%が感染し、0.5から2%が死亡。健常な成人にも重篤な合併症をおこす可能性がある。季節性よりも、重篤な症状が出現し、社会機能の麻痺(学校、事業所の閉鎖や公共交通機関の停止など)、経済的損失をきたす。食品搬送などの基本的な生活にまで及ぶ。人口の5から15%が感染し、そのうち0.03から0.17%が死亡。健常な成人はハイリスク群にはならないが、乳幼児、高齢者、基礎疾患のある者は重症化しやすい。

発生に備えるために・・・家庭でできる新型インフルエンザ対策

 新型インフルエンザの被害をおさえるために、これひとつだけで大丈夫という解決策はありません。いくつもの方法を組み合わせる必要があります。国、大阪市等、行政機関はもちろんのこと、一人ひとりが今からできる準備を行うことが大切です。

日頃から予防しましょう

 日頃から かからない、うつさないための感染予防対策を心がけましょう。冬に流行する季節性のインフルエンザの予防対策の延長を行いましょう。

正確な情報を入手しましょう

 インターネット、テレビ、ラジオ、新聞等から政府や大阪市が発表する最新で正確な情報を入手しましょう。流行時には、様々な情報が飛び交うことが予想されます。パニックにならないよう、今から正しい知識を身につけましょう。

 大阪市では、新型インフルエンザが国内で発生した場合、感染が疑われる方のための電話相談先などをお知らせしますので、新しい情報を確認してください。

生活に必要な物品を備蓄しましょう

 新型インフルエンザが発生すると、流行が約8週間(2か月)くらい続くと予想されており、感染の機会を避けるため、不要不急の外出を控えることが必要です。また、電気・水道・ガス・通信・輸送などのライフラインが停滞し、食料や日用品が一時的に手にはいりにくくなる可能性があります。

 新型インフルエンザの流行は、日本だけでなく全世界でほぼ同時に起こるため、地震などの災害と違い、他の地域からの救援は期待することができません。2週間程度は外出しなくてもすむように、食料品・水・日用品などを備蓄しておきましょう。

  • 食品の備蓄については、食品の消費期限が近づいたら普段の食事やおやつに使って、新たに買い足すなど工夫をしましょう。
  • 赤ちゃんがいる方は、紙おむつ・ミルク・市販の離乳食等、在宅療養している方は、必要物品などを準備してなるべく外出しなくても済むようにしましょう。
備蓄物品リストの例
食料品(長期間保存できるもの)医薬品・日用品
□米、パックご飯、切り餅、乾パン□マスク□体温計□ゴム手袋
□麺類(そうめん、そば、うどん等の乾麺□消毒用アルコール□塩素系漂白剤□水枕・氷枕
□レトルト食品、インスタント食品、フリーズドライ食品□常備薬(胃薬、その他持病の処方薬)
□菓子類(ビスケット・チョコレート・飴など)□解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)※購入時に医師や薬剤師に相談してください
□缶詰(肉・魚・果物・野菜・豆・スープ)□絆創膏・ガーゼ・脱脂綿□ビニール袋(大・小)
□ミネラルウォーター□トイレットペーパー、ティッシュペーパー
□ペットボトル飲料、缶入り飲料□生理用品類□洗剤(台所、洗濯用)、液状石けん
災害時のための物品(あると便利なもの)
□懐中電灯、乾電池、携帯電話充電器□ラジオ・携帯テレビ
□キッチン用ラップ、アルミホイル□カセットコンロ(ガスボンベ)

大阪市の新型インフルエンザ対策

 大阪市では、新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号。以下「特措法」という。)に基づく大阪市新型インフルエンザ等対策行動計画を策定しています。

 新型インフルエンザ等が発生した場合、国や大阪府等との連携を深めつつ、状況に応じて、市長を本部長とした大阪市新型インフルエンザ対策本部を設置して、大阪市新型インフルエンザ等対策行動計画及び各種ガイドラインにより市全体の総合的な新型インフルエンザ対策を進め、感染拡大防止及び市民の皆様に正確な情報の提供に努めます。

大阪市行動計画

ガイドライン

 新型インフルエンザ等の発生に備えて、市行動計画に基づく、個々の役割や備えを具体的に示したガイドラインを策定しました。

 新型インフルエンザの診療における医療機関の役割・事前準備、大阪府の医療体制整備ガイドラインに応じた大阪市域の医療体制の考え方、各発生段階における医療体制の整備について記載しています。

  新型インフルエンザの基礎知識や業務継続計画(BCP)の作成及び医療機関の受診方法等や事業者・職場における対策のガイドライン等について記載しています。

 市民のみなさまに新型インフルエンザを正しく理解し、適切に対応してもらうための、各家庭・家族における新型インフルエンザ対策について記載しています。

ご活用ください

市民向け啓発リーフレット

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ

住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)

電話:06-6647-0656

ファックス:06-6647-1029

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