大阪市浪速区の健康情報
2024年12月18日
ページ番号:314895


寿命

平均寿命

平均寿命の推移
2005年から2020年までの男女の平均寿命の推移を、折れ線グラフで表しています。
浪速区の平均寿命は延びており、男女ともに国・大阪市より短い状況です。
2005年 | 2010年 | 2015年 | 2020年 | |
---|---|---|---|---|
浪速区 | 76.5 | 75.9 | 77.5 | 77.9 |
大阪市 | 77.0 | 77.4 | 78.8 | 79.3 |
国 | 78.8 | 79.6 | 80.8 | 81.5 |
2005年 | 2010年 | 2015年 | 2020年 | |
---|---|---|---|---|
浪速区 | 84.0 | 84.4 | 85.3 | 85.9 |
大阪市 | 84.5 | 85.2 | 86.2 | 86.8 |
国 | 85.8 | 86.4 | 87.0 | 87.6 |
資料:厚生労働省「市区町村別生命表」

健康寿命

健康寿命と不健康な期間(平均)
2020年の区・大阪市の健康寿命を、男女別に棒グラフで表しています。
浪速区の健康寿命は男女ともに大阪市より短い状況です。
健康寿命 | 不健康な期間の平均 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浪速区 | 76.04 | 2.31 | ||||||
大阪市 | 77.80 | 1.98 |
健康寿命 | 不健康な期間の平均 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浪速区 | 81.25 | 4.44 | ||||||
大阪市 | 83.37 | 4.18 |
不健康な期間の平均:介護保険の要介護2~5のデータより算出した「日常生活動作が自立していない期間の平均」
資料:2012年度厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究班」による「健康寿命算定プログラム」


生活習慣病

生活習慣病とは
不適切な生活習慣(過食・偏食・欠食などの食習慣、運動不足、喫煙、過度の飲酒など)が大きな要因となって発症すると考えられている疾患の総称です。生活習慣病は、自覚症状がないまま悪化する場合があります。特定健康診査等を受診して、ご自身の健康状態を知ることが大切です。対象となる方は是非受診しましょう。


国民健康保険特定健康診査受診率の年次推移
2019年度から2022年度までの国民健康保険特定健康診査受診率の推移を、折れ線グラフで表しています。
浪速区の受診率はゆるやかに上昇しており、大阪市に比べて低い状況です。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浪速区 | 16.9 | 15.5 | 18.0 | 18.6 | |||||
大阪市 | 22.3 | 20.6 | 22.8 | 24.2 | |||||
大阪府 | 30.1 | 27.5 | 29.2 | -※ | |||||
国(市町村国保) | 38.0 | 33.7 | 36.4 | -※ |
※編集時データ未公表
受診者:特定健康診査項目のすべてを実施した者
資料:【区及び大阪市】大阪市国民健康保険特定健診法定報告用データ 【府】国民健康保険中央会「市町村国保特定健康診査・特定保健指導実施状況概要報告書」 【国】厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導の実施状況に関する結果について」

国民健康保険特定健康診査受診者データから見た生活習慣病等の状況
2022年度の大阪市の評価対象者(注)のデータ(83,523人)を使用しています。
(注)特定健康診査受診者(健診必須項目のすべてを実施した者)のほか、健康診査項目に欠損している項目があっても特定保健指導の対象あるいは非対象者と確定できる者

肥満度判定基準
肥満度の判定には、国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が用いられています。
BMI(数値の範囲) | 肥満度判定 |
---|---|
BMI<18.5 | やせ |
18.5≦BMI<25.0 | 普通 |
25.0≦BMI | 肥満 |

肥満度判定割合
浪速区の2022年度の年齢階級別肥満度判定割合を、男女別に帯グラフで表しています。
男性は女性に比べて肥満の割合が高く、女性は男性に比べてやせの割合が高いです。男性の肥満割合は50歳代、女性のやせの割合は50歳代が最も高いです。
【浪速区】集計対象者数(人) | やせ (%) |
普通 (%) |
肥満 (%) |
||
---|---|---|---|---|---|
40~49歳 | 156 | 2.6 | 60.3 | 37.2 | |
50~59歳 | 161 | 6.8 | 50.9 | 42.2 | |
60~69歳 | 203 | 4.4 | 62.6 | 33.0 | |
70~74歳 | 186 | 1.6 | 63.4 | 34.9 | |
総計 | 706 | 3.8 | 59.6 | 36.5 |
【浪速区】集計対象者数(人) | やせ (%) |
普通 (%) |
肥満 (%) |
||
---|---|---|---|---|---|
40~49歳 | 146 | 13.7 | 69.9 | 16.4 | |
50~59歳 | 173 | 16.2 | 65.3 | 18.5 | |
60~69歳 | 305 | 15.1 | 68.2 | 16.7 | |
70~74歳 | 220 | 13.2 | 70.9 | 15.9 | |
総計 | 844 | 14.6 | 68.6 | 16.8 |
資料:大阪市福祉局「令和4年度 大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

メタボリックシンドローム判定基準
ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm女性90cmを超え、高血圧(注1)、脂質異常(注2)、高血糖(注3)の3つのうち2つ以上に当てはまるとメタボリックシンドロームと判定されます。
注1 高血圧:収縮期血圧130mmHg以上かつ/または拡張期血圧85mmHg以上かつ/または血圧を下げる薬の使用
注2 脂質異常:中性脂肪150mg/dL以上かつ/またはHDLコレステロール40mg/dL未満かつ/またはコレステロールを下げる薬の使用
注3 高血糖(糖尿病):空腹時血糖110mg/dL以上かつ/または糖尿病の治療にかかる薬の使用


メタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者
浪速区の2022年度のメタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者割合を、男女別に棒グラフで表しています。
男性は女性に比べてメタボリックシンドローム基準該当者・予備群該当者の割合が高いです。
【浪速区】 評価対象者数 |
基準該当者(%) | 予備群該当者(%) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 706 | 29.7 | 20.0 | |||
女性 | 844 | 7.7 | 6.0 | |||
総計 | 1,550 | 17.7 | 12.4 |
評価対象者:特定健康診査受診者及び健康診査項目に欠損している項目があっても特定保健指導の対象あるいは非対象者と確定できる者
資料:大阪市福祉局「令和4年度大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

高血圧症・脂質異常症・糖尿病の年齢調整有病者割合
有病者割合は高齢者の多い区では高くなります。そのため、大阪市(全体)の受診者の年齢構成に合わせて調整を行った値を示しています。これにより、年齢構成の異なる市内他区との比較ができます。
浪速区の2022年度の高血圧症・脂質異常症・糖尿病の年齢調整有病者割合を、男女別に棒グラフで表しています。
男性では高血圧症、女性では脂質異常症の割合が最も高く、ほぼ半数を占めています。
【浪速区】 集計対象者数(人) |
【浪速区】 割合(%) |
【大阪市】 集計対象者数(人) |
【大阪市】 割合(%) |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
高血圧症 | 706 | 52.5 | 35,790 | 54.9 | |||||
脂質異常症 | 706 | 42.2 | 35,781 | 45.1 | |||||
糖尿病 | 706 | 19.5 | 35,792 | 17.7 |
【浪速区】 集計対象者数(人) |
【浪速区】 割合(%) |
【大阪市】 集計対象者数(人) |
【大阪市】 割合(%) |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
高血圧症 | 844 | 40.8 | 47,723 | 40.5 | |||||
脂質異常症 | 843 | 54.8 | 47,724 | 54.1 | |||||
糖尿病 | 844 | 8.0 | 47,729 | 8.5 |
集計対象者:当該検査項目の判定不能を差し引いた者
高血圧症有病者:最大血圧値140mmHg以上または最小血圧値90mmHg以上の者および高血圧症の治療にかかる薬を使用している者
脂質異常症有病者:LDLコレステロール140mg/dL以上の者および脂質異常症の治療にかかる薬を使用している者
糖尿病有病者:空腹時血糖126mg/dLまたはHbA1cがNGSP値6.5%以上の者および糖尿病の治療にかかる薬を使用している者
資料:大阪市福祉局「令和4年度大阪市国民健康保険特定健康診査法定報告用データ」から算出

がん検診受診率
ここで示すがん検診受診率は、全住民のうち大阪市が実施するがん検診を受けた割合を示します。職場でのがん検診や任意の人間ドック等は含みません。
浪速区の2022年度のがん検診受診率を、棒グラフで表しています。
大阪市に比べ、子宮頸がん検診受診率は高く、その他の検診受診率は低くなっています。
胃がん | 大腸がん | 肺がん | 子宮頸がん | 乳がん | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浪速区 | 1.5 | 2.0 | 2.0 | 9.7 | 5.5 | |||||
大阪市 | 2.1 | 3.9 | 3.3 | 9.5 | 6.9 |
胃がん・子宮頸がん検診受診率={(前年度受診者数)+(当該年度受診者数)-(前年当該年度2年連続受診者数)}÷対象人口×100
大腸がん・肺がん検診受診率=当該年度受診者÷対象人口×100
乳がん検診受診率={(前年度マンモグラフィ受診者数)+(当該年度マンモグラフィ受診者数)-(前年当該年度2年連続マンモグラフィ受診者数)}÷対象人口×100
対象人口:(胃がん・大腸がん・肺がん)40歳以上の全住民(子宮頸がん)20歳以上の女性住民(乳がん)40歳以上の女性住民
資料:大阪市健康局調


死亡

死亡の状況

死因順位
死亡された人の死因について、厚生労働省の「人口動態統計」からデータを抽出し、多い順に5位まで掲載したものです。6位以下は全て「その他」に含んでいます。
2022年の死因割合を、帯グラフで表しています。
浪速区の死因順位は、1位は悪性新生物(がん)、2位は心疾患、3位は老衰となっています。
死因 | 【浪速区】死亡数(人) | 死因割合(%) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 悪性新生物 | 184 | 25.2 | |||
2位 | 心疾患 | 120 | 16.4 | |||
3位 | 老衰 | 43 | 5.9 | |||
4位 | 肺炎 | 41 | 5.6 | |||
5位 | 脳血管疾患 | 35 | 4.8 | |||
その他 | 307 | 42.1 | ||||
合計 | 死亡総数 | 730 | 100.0 |
心疾患:高血圧性疾患を除く
資料:厚生労働省「人口動態統計」

悪性新生物(がん)の部位別死因割合
浪速区の2022年の悪性新生物(がん)の部位別死因割合を、男女別に帯グラフで表しています。
死因割合は男女ともに肺がんが最も高くなっています。
胃 | 大腸 | 気管、気管支及び肺 | 肝及び肝内胆管 | 乳房 | 子宮 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 8.2 | 9.1 | 22.7 | 10.9 | 0.0 | - | 49.1 |
女性 | 9.5 | 13.5 | 23.0 | 9.5 | 8.1 | 6.8 | 29.7 |
資料:厚生労働省「人口動態統計」

お役立ち情報(リンク集)
- 健康づくりに関する情報[大阪市]
- 健康寿命を延ばそう!
[厚生労働省(スマート・ライフ・プロジェクト事務局)]
<大阪市国民健康保険特定健康診査についての情報>
- 大阪市国民健康保険特定健康診査・保健指導[大阪市]
<生活習慣病等についての情報>
<がんについての情報>
- あなたもがん検診を受けてください[大阪市]
- がん情報サービス
[国立がん研究センター がん対策情報センター]
大阪市浪速区の健康情報(PDF版)
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
におけるCC-BY4.0
で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
似たページを探す
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 健康局大阪市保健所保健医療対策課企画調査グループ
住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス10階)
電話:06-6647-0687
ファックス:06-6647-0804