災害時などに避難が必要になったときの食について
2024年1月23日
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避難生活を少しでも元気に過ごすために気を付けたいこと
食事はとれていますか?
災害時、避難が必要になった場合、不安で食欲がない、飲食持が十分に手元に届かない等の状況が考えられますが、まずは『食べて』、心と身体にエネルギーを入れましょう。
・エネルギーは、体力や健康の維持のため、また寒さに対抗するために重要です。ご飯やパンなどの炭水化物のもの、甘いものを選んで食べましょう。
・食欲がないときも、ジュースや汁物を口に入れることを考えましょう。
•支援物資や非常食では、食物の種類が限られます。ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちです。野菜や果物のジュース、栄養を強化した食品などが手に入ったら積極的にとりましょう。
水分をとりましょう
飲料水が限られていたり、トイレに自由に行けないなどで水分を控えがちですが、できるだけ我慢せず十分に飲みましょう。
水分が不足すると次のような症状がおこりやすくなります。
- 脱水
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- エコノミークラス症候群
- 低体温
- 便秘
食中毒に気をつけましょう
食べる前に
- 流水が使えるときは、調理の前、食事の前に流水と石鹸で手を洗いましょう。
- 水が使えないときは、消毒用アルコールやウエットティッシュを使いましょう。
食べるときに
- できるだけ食品に直接触らずに、袋や包装ごと持って食べるようにしましょう。
- 開封した食品はできるだけ早く食べるようにしましょう。食べ残したものは長い時間保存しないようにしましょう。
- ペットボトル入飲料など1回で飲み切れない場合は、できるだけコップなどに移して飲みましょう。
調理をするときは
- 作業前に手を流水と石鹸で洗い、消毒用アルコールで消毒しましょう。
- 消費期限や開封した日付を確認しましょう。
- 下痢をしているとき、風邪をひいているなど体調がすぐれないときは、作業の担当をやめましょう。
- 調理器具は、ラップフィルムを敷くなど、できるだけ汚さずに調理できるよう工夫しましょう。
- 食品は基本的に加熱調理し、中までしっかり火を通しましょう。
- 調理器具は使用後、できるだけ洗浄し清潔に保ちましょう。
食事に配慮が必要な方は・・・・
- 食事アレルギーがある方
- 病気の治療のため食事制限が必要な方
- 妊婦さんや赤ちゃんと一緒に避難されている方
- 高齢者の方
などは、早めに避難所のスタッフや医師・保健師・栄養士等にご相談ください。
- 災害時の食の備え
災害時の備蓄食品などについてのページです
- 災害時でも簡単に作れる野菜料理レシピを掲載しました
ライフラインの状況に応じて、避難所や自宅などにおいて手早く簡単にできる「野菜料理」の紹介です
- 市民防災マニュアル
大阪市危機管理室作成の防災マニュアルです
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