大阪市の浸水対策
2018年8月27日
ページ番号:7909
浸水のない安全なまちづくりを進めています!
大阪平野は、淀川などの土砂がたい積してできた低地ため、上町台地などを除いて、市域の約90%が降った雨水をポンプで川や海に排水しなければならない、雨に弱い地形となっています。また、市域で市街化が進んだ結果、雨が浸透する地面が舗装化され、雨の大半は下水道管へと一時に集められるようになったため、浸水のリスクは高まり、下水道の役割はさらに重要となっています。
大阪市の下水道は、家庭や学校などで使われた汚水を速やかに排水するための施設整備は、ほぼ100%完了しています。
しかし、雨水をすばやく排水するための施設整備は、おおむね10年に1回の大雨(1時間あたり60mm)でも浸水しないことを目標に進めています(このような下水道整備ができた区域の比率を「雨水対策整備率」といいます)が、雨水対策整備率は平成29年度末で約80.1%と全国平均を上回るものの、集中豪雨時には、今なお浸水が発生しています。
このため、抜本的な浸水対策として「淀の大放水路」をはじめとする主要な下水道幹線の建設や、「此花下水処理場内ポンプ場」をはじめとするポンプ施設の新増設を進めます。また、これらの大規模な雨水排水施設の整備には長い年月を要することから、局地排水用マンホールポンプの設置など局地的な浸水対策も進めます。
局地排水用マンホールポンプの設置
自助・共助の取り組みにご協力お願いします!
大雨に備えて
降雨情報
局地的な集中豪雨や台風による都市型の浸水被害を最小限にくい止めるため、港区弁天町オーク1番街のベイタワー屋上に降雨レーダーを設置し、市民の皆様に降雨状況をお知らせする「降雨情報提供サービス」を行っております。ぜひご活用ください。
防災マップ
想定を超える豪雨が降った場合に、浸水が予想される区域と避難時の心得を示した「防災マップ」を作成しています。
浸水による被害を軽減するためには、自分の住んでいる場所がどの程度浸水する恐れがあるのかを把握し、いざという時にとるべき行動をあらかじめ考えておくなど、日頃からの備えが重要です。「防災マップ」を役立てていただき、もしもの時の役割や連絡方法などを今一度よく話し合っておきましょう。
雨水貯留タンク普及促進助成制度
大阪市では、浸水に対する被害軽減策のひとつとして、降った雨水をその場で貯留し、雨水の流出を抑制する雨水貯留タンクの市内における普及促進を図るため、購入費用の一部を助成するための雨水貯留タンク普及促進助成制度を設けています。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局下水道部調整課
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階
電話:06-6615-7586
ファックス:06-6615-7690