23.淀屋(よどや)の屋敷跡
2022年9月21日
ページ番号:9593
中央区北浜四丁目 淀屋橋南詰西側
オオサカメトロ御堂筋線・京阪電車「淀屋橋」下車 西約50m
淀屋初代の常安(じょうあん)は、秀吉が伏見在城のとき淀川の築堤工事を請負い財をなした。その後大坂の陣では徳川方にくみし、大坂三郷の惣年寄にも任ぜられ、中之島の開拓にも力を尽くした。2代个庵(こあん)のとき、靭(うつぼ)に海産物市場を開き、また西国諸藩の蔵米を取り扱い、淀屋の米市を開き、金融業や廻漕業を営むなど経営の多角化をはかり、2代で巨万の富をきづいた。その屋敷はこの付近から北浜にかけ百間四方(約33,000平方メートル)の広さをもち、内装も当時珍重したガラスを多用し豪奢をきわめた。5代目辰五郎のとき(宝永2年、1705)驕奢(きょうしゃ)な生活は町人身分を越えるものとされ、その上、訴訟のもつれでとがめられ、全財産を没収、所払(ところばら)いにあい、さすがの淀屋も没落した。
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