60.竹本座(たけもとざ)跡
2022年9月27日
ページ番号:9692

中央区道頓堀一丁目8 浪花座前
オオサカメトロ御堂筋線、四ツ橋線、千日前線「なんば」・近鉄電車「難波」下車
北東約150m
初代竹本義太夫(同頂参照)が貞享(じょうきょう)元年(1684)人形浄瑠璃の小屋として開いたものである。近松門左衛門(同頂参照)を座付作者として迎えコンビを組み、興行的にも大成功をおさめた。しかし数年で経営を竹田出雲(たけだいずも)にゆずり、義太夫は太夫として専念し、ますます人気を高めることになった。その後義太夫が、そして近松が没したがそれでも出雲の努力で繁盛した。出雲の死後は人形浄瑠璃も衰退し、明和4年(1767)遂に80余年の歴史を閉じた。
当時は竹本座・中の芝居・角の芝居・角丸の芝居・豊竹座・竹田の芝居と華やかな舞台を競い合った。
その後は歌舞伎の小屋となり、大西の芝居・筑後(ちくご)の芝居・戎座・浪花座と続き現在に至っている。

各史跡についての問合せ先は
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電話:06-6208-9166 ファックス:06-6201-5759
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