12.逆櫓(さかろ)の松跡碑
2022年9月27日
ページ番号:9866
福島区福島二丁目2-4 福島ビル向い側
JR東西線「新福島駅」下車 南東約200m
文治(ぶんじ)元年(1185)正月、源頼朝の命をうけて、平氏討伐のため京都を出発した義経は、屋島に布陣する平氏の急襲するため、当地で準備を進めていた。すでに兄頼朝との間に対立が生じており、その怒りをとくため最前線で決死の覚悟をしていた義経は、頼朝からつけられていた参謀格の梶原景時(かじわらかげとき)が進言する船の前後進自在の逆櫓とりつけをめぐって論争。義経はあくまで前進のみと主張、ゆずらなかった。そして2月17日夜半、暴風雨の中を手兵150ばかりと5隻の船に分乗、18日早朝渡航に成功、翌19日屋島の合戦で大勝した。この論争が当地の老松の下であった伝承からきている。

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