17.五代友厚(ごだいともあつ)製藍所・西朝陽館(にしちょうようかん)跡
2022年9月27日
ページ番号:9886

北区堂島三丁目1
オオサカシティバス「堂島」下車 西約250m
友厚(天保6年~明治18年、1835-85)は鹿児島県に生まれた。明治初年、大阪の経済が沈滞混乱の極みにあったときに、それを大きく発展させる牽引車的役割を果たした。彼は慶応元年(1865)ヨーロッパ諸国を視察、貿易に関心をもち一時官途につくが、大阪に来てからは鉱山・紡績・鉄道事業に手をひろげた。
当時我が国製の藍は粗悪で、インドからの大量輸入に頼っていた。それに対抗するため製法に研究努力を重ね、従業員300名を越す近代的製藍所を建設した。その製品は欧米各地に輸出され、明治10~11年ごろ最盛期を迎えた。しかし明治16年には、輸入品におされ閉鎖された。
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