35.天満興正寺(こうしょうじ)跡
2022年10月5日
ページ番号:9960
北区天満四丁目7 滝川公園
オオサカメトロ谷町線・京阪電車「天満橋」下車
北西約250m
はじめ天台宗に属したが、真宗興正寺として天正13年(1585)当地に広大な堂舎を営んだ。江戸時代には、天満組の人たちの「宗旨人別帳(しゅうしにんべつちょう)」(現在の戸籍に相当するもの)を、当寺で惣年寄立ち合いの上、町奉行所に納めることになっていた。それで出産があると、この寺にお参りする習慣ができ、別名「産寺」と呼ばれていた。大塩の乱(天保8年、1837)をはじめ度々災害にあっているが、安政2年(1855)再建されたときの書院などは、明治20年から同36年まで16年間、関西法律学校(現関西大学)の校舎として利用されていた。しかしこれも今次の戦災を受け烏有に帰した。現在は旭区に移転している。

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