コラム12 京街道
2025年1月7日
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京街道は大阪城京橋口(のち高麗橋)を起点に、京都へ通じる重要道路であった。豊臣秀吉が文禄(ぶんろく)年間(1592~96)淀川堤防を改修したので川筋も安定し、その堤防を道として利用したのがはじまりといわれ、伏見・桃山とも結ぶ政治上の目的も含まれたものである。
江戸時代往来の賑わいを示す道標(京阪電鉄京橋駅北側植込の中、及び都島区役所内)や、公儀橋の京橋や野田橋跡が残り、関目付近には軍事的要請によって、意識的に屈曲させたという「七曲がり」も見られる。現在、旧街道筋には、道しるべの建立などによる歴史顕彰がつづけられている(一部完成)。


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