平野下水処理場
2023年11月22日
ページ番号:141050
平野下水処理場
所在地
最寄りの公共交通機関
Osaka Metro 千日前線「南巽」駅3号出口から東へ徒歩で約10分
大阪シティバス 30号系統「加美北幼稚園前」停留所から北へ徒歩ですぐ
JR おおさか東線「衣摺加美北」駅から北西へ徒歩で約15分
概要
平野下水処理場は、平野区、東住吉区、生野区など本市東南部の下水を処理し、隣接する東大阪市、八尾市域の下水も処理しています。
平野下水処理場には、処理水の放流先である平野川分水路の水質環境基準を維持達成するために、流入下水量のほぼ全量(312,000立方メートル/日)を処理できる高度処理施設があります。
この高度処理水の一部は、場内再利用水として活用するとともに、今川、駒川、細江川の上流へ送水され、固有水源の無くなった河川に「せせらぎ」が復活しています。
このほか、下水の処理によって生じる汚泥は平野下水処理場で発生する汚泥以外に、中浜・今福・放出各下水処理場で発生する汚泥も送泥管によって平野下水処理場に集約して脱水処理しています。
さらに、脱水処理した汚泥を減量、安定化し有効利用するために汚泥炭化炉(150t/日)と汚泥溶融炉(150t/日)を設けています。
- 敷地面積:100,941平方メートル
- 処理区域:平野区・東住吉区の大部分、生野区・住吉区・阿倍野区・東大阪市・八尾市の一部
- 処理面積:2,948ha(東大阪市・八尾市分462haを含む)
- 処理能力:323,000立方メートル/日(東大阪市・八尾市分53,000立方メートル/日を含む)
- 処理方式:標準活性汚泥法(擬似嫌気好気活性汚泥法)
- 通水年月:昭和47年4月
- 放流先:平野川分水路
汚泥固形燃料化事業(汚泥炭化炉)について
大阪市では持続可能な下水汚泥処理の実現を目指して、下水汚泥を固形燃料化(炭化)し、石炭の代替燃料として火力発電所で全量有効利用する事業の運営を平成26年4月1日より開始しました。
平野下水処理場の「汚泥炭化炉」は西日本最大規模であり、循環型社会の構築並びに環境負荷の軽減に大きく貢献できる施設となります。
また、より効率的な事業運営を図るため、民間企業の持つ資金調達力、経営力及び技術力を活用できるPFI方式が採用されています。
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脱⽔分離液処理施設(アナモックス施設)について
下水処理場では、水質汚濁防止法により放流水質に規制が設けられており、富栄養化の原因の一つである窒素は規制対象となっています。
大阪市では下水汚泥を効率的に処理するため、濃縮・消化・脱水により汚泥の減量化を行っておりますが、汚泥の分解を促進する消化過程において高濃度のアンモニア態窒素が生成されます。
後段の脱水過程では、排水として高濃度のアンモニア態窒素を含んだ脱水分離液が発生します。
今回、大阪市平野下水処理場では脱水分離液中のアンモニア態窒素を除去するため、「アナモックス細菌を利用した脱水分離液の処理施設」を導入しました。
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お知らせ等
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このページの作成者・問合せ先
建設局 南部方面管理事務所 設備課
電話: 06-6686-5123 ファックス: 06-6686-1341
住所: 〒559-0023 大阪市住之江区泉1丁目1番189号(住之江下水処理場内)