「大阪府市下水道ビジョン」を策定しました

　大阪市をはじめとする大阪府内の下水道事業は、下水道普及率が96.8パーセント（令和2年度末）に達しており、市民の安全で快適な暮らしを支えています。一方、多くの府内市町村で下水道施設が概成していますが、今後、人口減少による使用料収入の減少や施設老朽化による改築更新事業の増大など、下水道事業の経営環境はさらに厳しさを増すことが想定されます。

　このような背景のもと、大阪市と大阪府が協力し、市民・府民の安全・安心な暮らしを守るとともに、質の高い下水道サービスの提供や下水道ストックを活用し社会へ貢献していくために、今後30年の下水道事業実施の方向性として、「大阪府市下水道ビジョン」を策定しました。

　大阪市と大阪府では、令和3年10月4日（月曜日）から令和3年11月2日（火曜日）まで、「大阪府市下水道ビジョン」に対するパブリック・コメントを実施し、市民・府民の皆さまからのご意見等を踏まえ、「大阪府市下水道ビジョン」を策定しました。