市道南北線を歩行者利便増進道路に指定しました

2024年6月6日

ページ番号：594846

　大阪市では、平成29年3月に策定しました「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画別ウィンドウで開く」を踏まえ、世界をひきつける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出に向け、より歩行者にとって安全で安心な空間となるよう、なんば駅周辺道路空間の再編に向けて取組みを進めています。

　また、令和3年11月から12月にかけて実施した社会実験（令和3年11月2日報道発表済み別ウィンドウで開く）を踏まえ、令和4年7月に「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン」を策定しました。（令和4年7月29日報道発表済み）

　このたび、公民連携によるにぎわい創出を促進するため、道路法（昭和27年法律第180号）第48条の20第1項の規定に基づき、市道南北線を歩行者利便増進道路に指定しましたので、同条第5項の規定により下記のとおり公示します。
　このことにより、歩道内の滞留空間を「歩行者の利便増進を図る空間」として定めることができることとなり、歩行者の安全かつ円滑な通行及び利便を増進し、新たなにぎわい創出を図っていきます。

　なお、現在なんば駅前広場周辺の歩行者空間化に向けた整備工事を実施中であり、令和5年秋頃（予定）のなんば駅前広場の整備完成及び令和7年3月（予定）の全体整備完成に向けて取組んでいます。

指定日

令和5年3月28日（火曜日）

路線名

市道南北線

歩行者利便増進道路として指定する区間

大阪市中央区難波3丁目地内から中央区難波千日前地内

図面縦覧場所

　資料および関係図面は、大阪市建設局総務課前受付において、令和5年3月29日（水曜日）から令和5年4月27日（木曜日）までの30日間一般の縦覧に供します。ただし、閲覧時間は、土曜日、日曜日及び祝日を除く、午前9時から午後5時30分までとします。

住所：大阪市住之江区南港北2-1-10　ATCビル ITM棟6階

歩行者利便増進道路（ほこみち）とは

　道路管理者の主導により民間の創意工夫を活用して歩行者にとって快適で楽しめる空間をつくる仕組みとして、にぎわいのある道路空間を構築するための指定制度として、歩行者利便増進道路制度（通称：ほこみち）が創設されました。
　ほこみちに指定された道路では、新たな道路構造基準が適用され、歩道の中に「歩行者の利便増進を図る空間」として、歩行者利便増進誘導区域を定めることができます。
　なお歩行者利便増進誘導区域の指定につきましては、整備工事完成以降に関係機関等と調整中のうえ、指定します。

歩行者利便増進道路について