下水道事業においてカーボンニュートラルに資する新技術及び効率的なりん回収に資する新技術に関するヒアリングを実施します[終了しました]

質問に対する回答を掲載しました。（令和5年8月18日付け）

ヒアリング結果を掲載しました。（令和5年10月4日付け）

　大阪市は、下水道事業において「ゼロカーボン　おおさか」や「効率的なりん回収」の実現に向け、今後本市が実施する委託研究や共同研究実施の参考とするためヒアリングを実施します。

　本市では2050年脱炭素社会「ゼロカーボン　おおさか」を長期目標に掲げています。この目標を達成するため、下水道分野において抜本的な脱炭素化を進めていく必要があります。

　また、日本では肥料の原料等になるりん資源は全量輸入依存・産出国の偏在・国際価格高騰等の課題があります。一方、下水道にはりん鉱石として輸入されるりんの約4～5割に相当するりんが流入していると言われており、これまでに様々なりん回収技術が開発されてきましたが、高コストが課題です。

　そのような状況の中、国土交通省から、肥料としての優先的利用や汚泥処理過程でのりん回収等を進める方向性が示されております。本市下水道事業において効率的にりん回収を進めるためには、大幅な低コスト化・高付加価値化や抜本的な維持管理の安定化が重要となります。

　このように採算性や技術面で発展途上にある課題を解決するには、新技術（技術シーズ）を発掘し、研究開発を進めることが不可欠です。

　そのため今回は、主に先端的な技術の活用や実用化を促進し、本市下水道行政が抱える長期の課題の解決を図ることを目的として、今後本市が実施する委託研究のテーマ決定の参考とするためヒアリングを実施します。

• 2050年カーボンニュートラルに向けた省エネ・創エネ等の課題解決に資する技術
• 効率的なりん回収の課題解決に資する技術

　対象者は次のいずれかの要件を満たす機関、または個人とします。

• 大学・高等専門学校等の研究機関（大学共同利用機関法人を含む）または国立研究開発法人
• 研究機関に所属する個人（ただし、博士号または技術士資格を有する者に限ります）
• 企業及びその他法人

• ヒアリング内容の公表：令和5年8月7日（月曜日）
• 質問の受付：令和5年8月7日（月曜日）～8月14日（月曜日）
• 質問に対する回答公表：令和5年8月18日（金曜日）
• ヒアリング参加申込書の受付：令和5年8月9日（水曜日）～9月1日（金曜日）
• ヒアリングの実施：令和5年8月21日（月曜日）～9月15日（金曜日）
• ヒアリング結果の公表：令和5年10月頃

（注）スケジュールは現時点のものであり、今後変更される場合があります。

　本ヒアリングに関する質問を次のとおり受け付けます。なお、これ以外による質問の受付は行いません。

受付期間：令和5年8月7日（月曜日）～8月14日（月曜日）まで

提出方法：電子メールにて（詳細はヒアリング実施要領記載のとおり）。

※質問の受付は終了しました。

　受け付けた質問に対する回答は令和5年8月18日（金曜日）までに質問者や技術的ノウハウを特定できない形で大阪市ホームページで公表します。

　ヒアリングへの参加を希望する者は、次のとおりヒアリング参加申込書（参加申請書、概要書）を提出してください。

受付期間：令和5年8月9日（水曜日）～9月1日（金曜日）まで

提出方法：電子メールで実施要領記載の提出先に提出してください。

※ヒアリング参加申込書の受付は終了しました。

　提出資料をもとに、大阪市担当者とのヒアリングを実施します。

実施日時：令和5年8月21日（月曜日）～9月15日（金曜日）まで

実施方法：対面またはオンライン　(詳細は実施要領記載のとおり)

※ヒアリングの実施は終了しました。

　技術ごとの応募件数等を大阪市ホームページで公表します。

　参加者の大学等の名称、氏名や技術的ノウハウは公表しないものとします。

　ヒアリングへの参加実績は、今後の委託研究等公募の際に優位性をもつものではありません。

　ヒアリングにおいて、ご意見・ご提案をいただいた内容は、今後の研究テーマを検討する際の参考としますが、必ず本市の研究テーマ等に反映されるものではないことにご留意ください。

　ヒアリングへの参加に要する費用は、参加者の負担となります。

　製品の紹介等、明らかに今回のヒアリングの趣旨にそぐわない提案についてはヒアリング対象外とする場合があります。

　下水道事業においてカーボンニュートラルに資する新技術及び効率的なりん回収に資する新技術に関するヒアリングを実施し、提案を受けましたので、技術ごとの応募件数を公表します。

• 2050年カーボンニュートラルに向けた省エネ・創エネ等の課題解決に資する技術：3件
• 効率的なりん回収の課題解決に資する技術：7件