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淀川左岸線(2期)建設中区間を新技術の実証フィールドとして提供します ~万博時のシャトルバス等のアクセスルートで新技術実証を支援~

2023年11月30日

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 大阪市は、万博時に万博会場までのシャトルバス等のアクセスルートとなる淀川左岸線(2期)の建設中区間を、SDGsの達成に資する新技術を実証するための「未来社会の実験場」のフィールドとして提供し、多様な共創チャレンジの創出や活動を行う民間企業等を支援します。

 なお、フィールドとして提供する区間は、万博時に暫定的に利用する施設であるため、一般に供用する道路では制限がかかる新技術や新材料の使用が可能となる場合があります。

概要

1.目的・背景

 大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマの下で、開催の意義の1つとして、「SDGs達成・SDGs+beyondへの飛躍の機会」を掲げられています。本市では、万博を契機としたSDGsの推進をめざし、「TEAM EXPO 2025」プログラム別ウィンドウで開くに賛同し、「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現にむけたチーム活動「共創チャレンジ」に取り組むとともに、「共創パートナー」として登録し、多様な共創チャレンジの創出や活動の支援を行っています。

 また、建設局では道路などに関する諸課題の解決並びに技術開発の推進に向けて、フィールド提供制度及び共同研究制度を設けており、本制度を活用した技術提案を幅広く募集しています。これらの取組の一環として、現在建設中の淀川左岸線(2期)を実証実験のフィールドとして提供し、SDGsの達成に資する新技術の実証実験等を行う民間企業等を支援します。

(参考) 「TEAM EXPO 2025」プログラムについて

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことをめざす取組

2.フィールド提供の対象地

淀川左岸線(2期)の建設中区間

  • 淀川左岸線(2期)は、政府の都市再生プロジェクトに位置付けられた「大阪都市再生環状道路」の一区間を構成し、都心北部と臨海部とを連絡する延長4.4キロメートルの地域高規格道路(自動車専用道路)です。
  • 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催時に、新大阪駅や大阪駅から万博会場となる夢洲へ向かうシャトルバス等のアクセスルートとして建設中区間を暫定的に利用できるよう事業を進めています。
  • また、アクセスルートの暫定整備として、舗装や盛土などの道路施設や防護柵などの交通安全施設を設置し、万博終了後に暫定整備した施設の撤去を予定しています。
万博開催時、淀川左岸線(2期)整備状況イメージを示す平面図、縦断図、凡例、横断図
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淀川左岸線(2期)万博開催時の整備状況(イメージ)

3.フィールド提供可能な期間

使用許可(承認)日から令和710月まで(予定)

(注)上記期間内において、実施内容により、使用期間を調整させていただきます。

4.フィールド提供の対象とする取組
  • SDGsの推進、達成に資する新技術の実証に資する取組であり、TEAM EXPO共創チャレンジに登録することが必須です。
  • 「申請書提出」までに、上記登録にかかる申請手続きをしていただきます。
  • 技術開発の目的及び内容が公益性を有し、道路などの技術の向上に資するものが対象となります。
  • 本市の施設や事業、業務に支障が生じない、または生じるおそれがないものに限ります。
5.フィールド提供の対象者

 提案の実現可能性や事業継続性の観点から、企業・公益法人・地方公共団体・大学等教育機関等を対象としています。個人からの提案は受理いたしません。

6.手続き
  • 受付にあたっては、事前相談が必須となります。事前相談は随時受け付けていますので、まずはご連絡ください。
  •  事前相談を受け付けたものから順に、本市担当者等と実施内容等について協議のうえ、本市フィールド提供申請書(様式2)又は共同研究申請書(様式1)を提出いただきます。
  • 申請書受理後、本市の審査で実施が適当と判断された場合、施設等使用に関する許可後、フィールド提供を開始します。
手続きの流れ
事前相談からフィールド提供実施までの一般的な手続きの流れ
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(注)上記はあくまでフィールド提供を実施するまでの一般的な流れです。実施内容により対応や必要な手続き、要する期間等が異なりますので、あらかじめご了承ください。

(注)実施にあたっては、事業者が施設使用に関する許可手続き等を行ったのち実施していただきます。

(注)受付件数が多い場合など、本市の都合等により受付を終了することがあります。

(注)実施内容によっては、事前相談の受付時期が遅い場合に本市の工事内容・工程と調整がつかないことがありますので、お早めにご相談ください。なお、令和5年度内に採否決定の場合は、下記のようなスケジュールとなります。

  • 事前相談の受付期間:令和51213日(水曜日) 17時まで
  • 事前協議(申請書提出)期間:事前相談受付から令和61月下旬まで
  • 採否決定通知:令和63月下旬予定

7.事前相談の申込方法

 下記必要事項を記載した資料を専用メールアドレス

 (sagan-fieldtrials@city.osaka.lg.jp)あてに送付してください。(様式は問いません)

(注)メール以外での受付はいたしません。

必要事項
  • 連絡先(代表者氏名、会社名、電話、メールアドレス)
  • 取組の概要がわかるもの
8.留意点
  • 実証実験の実施後、使用場所等の原状回復及び実施報告をお願いします。
  • 実証実験の実施及び使用場所等の原状回復にあたり必要となる経費は、実施者にご負担いただきます。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市建設局臨海地域事業推進本部淀川左岸線2期建設事務所設計課
住所: 〒553-0005 大阪市福島区野田6丁目2番16号
電話: 06‐6466‐2180 ファックス: 06-6466-2195

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