おおさか性と健康の相談センターcaran-coron（カランコロン）

　大阪市では、「おおさか性と健康の相談センターcaran-coron（カランコロン）」にて、不妊・不育、性に関する悩み、流産や死産等でおこさまをなくされた痛みなど、性や生殖にかかる様々な相談支援を実施しています。（大阪府と共同実施）

事業の詳細はこちら。

　令和元年12月1日より、大阪府が設置している「おおさか性と健康の相談センターcaran-coron（カランコロン）」の運営に本市が加わり、府市共同により実施することになりました。

　近年、晩婚化により不妊治療を経て出産する女性が増加しています。また、不妊治療においては身体的な苦痛や精神的な落ち込み、経済的な負担など様々な悩みを抱えている実情があります。これらの悩みは家族や友人等親しい人にも打ち明けづらい場合もあり、不妊治療に関する情報の氾濫も不妊に関する悩みを深くする要因のひとつとなっています。市民からの電話での問い合わせ時に助成制度に限らず、治療内容や専門医療機関に係るものなど、相談の幅が広くなってきています。

　大阪府と共同運営を行うことで相談枠の拡充を実現し、不妊だけではなく、性と健康に関する様々な相談支援の充実を図っています。

1. 不妊・不育に関して、助産師による電話相談や、女性産婦人科医師による面接相談、専門カウンセラーによる不妊カウンセリング、同じ悩みを持つ当事者同士で話合う「サポートグループ」等を実施。
2. 妊娠や避妊、性感染症など、からだや性に関して、助産師によるチャット相談を実施。
3. 流産や死産等でおこさまをなくされた方へ、相談員による個別面談や、同じ経験をされた当事者同士で話合う「サポートグループ」を実施。

　今後も、国の動向等を注視し、大阪府市共同で相談支援の充実を図ります。