臨海部埋立地の防災対策
2025年4月25日
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対策の概要
臨海部では、「大阪市地域防災計画」において想定される災害への対策を次のとおり実施しています。

地震対策
想定災害:都市直下型(上町断層)地震、海溝型(東南海・南海及び南海トラフ巨大)地震

1.交通アクセス
- 臨海部への交通アクセスの要である橋梁とトンネルの耐震改良事業を推進しています。
橋梁:此花大橋、南港大橋、平林大橋、柴谷橋、かもめ大橋は耐震改良を完了していま
す。新木津川大橋は現在、耐震改良を進めています。
トンネル:咲洲トンネルは耐震改良を完了しています。
橋梁やトンネルの耐震性
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2.液状化
- 大阪港の咲洲、舞洲、夢洲といった埋立地は、砂地盤ではなく主に粘土質の浚渫土や市内の建設残土によって造成を行っているため、大部分が液状化しにくい地盤となっています。

津波対策
想定災害:海溝型(東南海・南海及び南海トラフ巨大)地震による津波(地震発生後約110分で大阪港に到達)
- 臨海部の埋立地では、東南海・南海地震により発生すると想定される津波高以上の地盤高さを概ね確保しています。
- 南海トラフ巨大地震による津波が発生した場合においても、舞洲、夢洲地区は護岸や岸壁背後のごく一部で浸水があるものの、その範囲は限定的であり、大きな影響は無いものと考えています。
- 咲洲地区についても、一部浸水が発生するものの、ポートタウンやコスモスクエア地区等の居住地域については浸水しない地盤高さを確保しています。
- 津波による浸水想定区域については、マップナビおおさかの防災情報マップをご確認ください。

高潮対策
想定災害:台風期の朔望平均満潮位時に、平成30年台風第21号が同台風コースを通過する場合、過去最大規模の台風(伊勢湾台風級)が室戸台風コースを通過する場合、過去最大規模の台風(伊勢湾台風級)が平成30年台風21号コースを通過する場合の3ケースを想定
- 想定災害3ケースでシミュレーションを実施し、浸水が想定される箇所において対策を実施しています。
- 各箇所ごとに想定災害3ケースのうち最も必要天端高が高くなるケースを採用し、護岸の嵩上げ等の対策を実施しています。
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